建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!

ふ印ラボ第59回定例ゼミ ミーティング要約 

要点

冒頭「緩やかな関係づくり」が交わされた。参加者たちが「解散総選挙」を論じ合った。各参加者が選挙に対する個人的な見解を共有。山田修は自民党の内部の分裂と選挙の費用(約850億円)について懸念を表明、岩井千華は北海道の豪雪地帯での投票の困難さを述べた。花生直樹は中道改革連合の支持を検討中であることを共有、松浪榮はチーム未来の新しいアプローチについて言及。梅田は自民党への長年の支持を維持すると述べ、藤原惠洋は選挙の必要性について疑問を投げかけた。輪講では、松浪榮が「忘れられた日本人」と「共有地をつくる」という二つのテキストについての議論を通じて、暗黙的価値と場の重要性についての哲学的考察を行いった。結果、参加者たちは共有価値やコモンズの概念について、特に現代の日本社会における日常的なコミュニケーションの喪失とその影響について議論していった。

次のステップ

要約

緩やかな関係づくり〜解散総選挙と地域再生議論

藤原惠洋は五島列島の地域再生プロジェクトの例を挙げ、一方、大義を持たない選挙の必要性について疑問を提起した。山田修は環境行政における専門家の重要性について話し、現在の政治家との比較をして現代の政治状況に不満を表明した。惠洋は参加者に脱成長というテーマに焦点を当てた今後の議論を継続することを提案した。山田修は、自民党の政治不信と選挙のタイミングについて議論し、特に2023年1月の選挙が前回の選挙から2年も経っていないことや、北海道での除雪の困難さを理由に選挙の実施に疑問を投げた。岩井は、美唄市の投票所での除雪の問題と、立憲民主党が公明党と連合を組んだことによる選挙への影響について報告した。花生は北九州から参加、公明党との野合は、中道連合の勝利のためにはそのような形での統一が必要であると述べた。

選挙と政治についての議論が行われた。花生は平和の憲法と原発問題について言及。河村一郎は選挙制度の変革の必要性を強調し、特に比例代表制の問題を指摘した。松浪は既存の政党のしがらみを超えて、テクノロジーを活用した新しい民主主義のスタイルについて話し、チーム未来の取り組みを例に挙げた。梅田は自民党を支持している理由を説明し、藤原は国民の目覚めが必要だと述べた。

定例ゼミナールと解散総選挙討議

藤原惠洋は、あらためて定例ゼミナールの目的について説明し、共通のテキストを読み合わせて主観や政治観を議論することで、より有効な議論を生み出そうとしていることを述べた。惠洋は、現在読み合わせているテキストとして「忘れられた日本人」と「共有地をつくる」を紹介し、解散総選挙について、共有する価値やコモンズの可能性を探ることの重要性を強調。参加者との共通の問題を煎じ詰めながら、解散総選挙の結果がどのような社会や世界を生み出してくれるかについて考えることを提案した。

場の理論と暗黙的価値

松浪は「忘れられた日本人」という概念について話し、暗黙値と場という二つの要素を横並びに配置した。松浪は清水博さんから学んだ場の理論について説明、細胞の自律性を物理学的に証明する概念を社会学に応用したと述べた。藤原惠洋は松浪の話を聞きながら、宮本常一の集落での経験を想起し、場づくりの重要性と暗黙的な価値の確認プロセスについて議論した。

場の哲学と共有の重要性

松浪の発言がきっかけとなり、場の意義と共有について議論が始まった。松浪は場の哲学や目的が共有されていないと、参加者が個人の世界に閉じ込まれることを懸念し、場づくりと共有地の重要性を強調した。河村は宮本と平川の研究について言及し、現在の日本人の生活における場の変化について議論した。藤原馨は松村圭一郎の著書「生活の中のアナーキズム」を紹介し、産業社会の利益が日常生活から政治と経済を分離させていることを説明した。

教育と社会変革の議論

松浪は江戸時代から明治初期までの社会について説明し、武士が少数だったことや仏教の教えが根付いていたことを話した。岩井は就職活動中の現役教育者として、短大の採用試験での不採用体験と、若い学生が多くの知識に精通していないことについて懸念を表明した。藤原惠洋は斎藤幸平が指摘するところの、リベラリストへの批判について言及、18歳から20歳の世代が政治に参加することの重要性を強調した。

戦後教育と歴史意識課題

岩井は教育者としての課題について話し、特にホロコーストなどの重要な歴史事象を効果的に伝える難しさを説明した。藤原惠洋は日本が戦後教育に取り組んでいないことを指摘し、ドイツの例を参考にした戦後処理の重要性について議論した。修は日本の若い世代が戦争の歴史について十分に知らないことを懸念を表明し、松浪は斉藤幸平の公助自助共助の価値観について言及した。岩井は現在の若い世代がSDGsについて知っているが、過去の歩みを理解していないという問題を指摘した。

戦争教育とChatGPT使用議論

岩井は戦争の被害者と加害者の両方の役割について話し、若い世代が戦争の歴史や加害者側の問題について十分に理解していないことを懸念していると述べた。藤原惠洋はこの問題の重要性に同意し、Ukrainaやガザとの関連性について教育方法を議論した。松浪は小学生がChatGPTを使用して歴史的な情報を自ら調べる能力があることを報告したが、岩井は大学での論文作成におけるChatGPTの使用に関する問題を指摘し、現在の段階では教育目的での使用には注意が必要だと述べた。

古代史研究におけるAI活用

藤原惠洋、岩井、花生が古代史研究におけるAI(特にChatGPT)の活用について議論した。花生は古代エジプトとヒッタの和平協定の研究例を紹介し、AIが様々な情報源から知識を提供することの有効性を説明した。日本の古墳研究にもAIを活用しており、弥生時代から大和時代までの研究に取り組んでいることを共有した。藤原惠洋は日本の古墳研究の歴史について言及し、ガウランドの研究例を紹介した。

展開計画とサーチマン議論

さらに松村圭一郎の「暮らしの中のアナーキズム」について議論した。花生は2月8日に川村を訪問する予定であることを共有し、惠洋はコモンズ体験についての話を集めることを提案した。松浪は、自身の宇佐八幡への興味について詳しく説明し、572年から宇佐八幡の歴史が始まったと述べた。

神社の技術と権力伝承

松浪は銅の精錬技術を持つ沢の伝承について話し、出雲大社での四拍手の習慣が中毒を封じ込めるためのものだったと説明した。松浪は阿蘇神社のベンガラ製造と三井鉱山でのリモナイト使用についても言及し、神社が技術と権力を維持してきたことを示した。藤原惠洋は神社の共有空間の重要性について話し、山口は近隣の神社仏閣が行政機関の役割を果たしていたという情報を共有した。

文化的伝統と地域の交流

藤原惠洋は少数民族化とアナキズムについて、松村説に言及した。松浪はアメリカ合衆国の歴史と明治維新についての thoughtsを共有し、岩井は自主的にお菓子を配って関係性を深めることの重要性について話した。松浪は国東半島での弘法大師への参拝と接待菓子の文化について説明し、山田修は讃岐での選挙でのうどんの文化的役割について言及した。

春のオフ会と五島巡礼路計画

藤原惠洋は春のオフ会の計画について話し、2〜3月のインド踏査中にも定例ゼミを実施することを提案した。さらに藤原惠洋は五島列島の隠れキリシタン関連の巡礼路の開発について説明し、岩井と松浪が参加への関心を示した。松浪は現地現物の対面がAI技術よりも重要であることを強調し、地域知の伝承について議論した。次回の定例ゼミは2月11日の建国記念日(神武天皇即位の日)に設定され、2月25日、3月11日とインドから開催された後、さらに3月25日(水)夜、惠洋がインド旅行から戻る後に行われる予定である。




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