建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
25日午後6時1分ごろ、熊本県で最大震度5強を観測する強い地震がありました。気象庁によりますと、震源地は熊本県阿蘇地方で、震源の深さはおよそ10km、地震の規模を示すマグニチュードは5.7と推定されます。 地震の専門家に、今回の地震の詳細を聞いてみました。 ■九州の地形と地下から上がる熱水による地震の可能性 井上キャスター: 東京大学・地震研究所の笠原順三名誉教授にうかがいます。 情報がまだ少ないのですが、熊本・産山村で最大震度5強を観測しました。震源は熊本県阿蘇地方で、深さは約10km。 こういったところから、考えられることを聞かせてください。 東京大学・地震研究所 笠原順三 名誉教授: その周辺(震源である熊本県阿蘇地方)は元々、地下から熱い水(熱水)が上がってきており、例えば温泉、あるいは地熱で上がってきたものを利用した地熱発電所など、そういったものがあるということ。 もう1つは、阿蘇に近いこともあり、地下からかなりの流体が上がってきている。「別府-島原地溝帯」という南北に引っ張るような割れ目があり、その地下から熱水が上がってくることによって、熊本地震も、こういった熱水の活動に関係したものではないでしょうか。 井上キャスター: 温泉や地熱発電所がこの辺りにあるから、それが要因の1つではないかと考えていいですか。 東京大学・地震研究所 笠原順三 名誉教授: 地下から熱水が上がってきて、それによって地震が起きたということです。 井上キャスター: 「流体が上がってきている」という言葉がありました。そこをもう少し詳しく伺ってもいいでしょうか。 東京大学・地震研究所 笠原順三 名誉教授: 別府から島原にかけての地下に溝があり、落ち込んでいるのです。その落ち込んでいるところで、九州が南北に引っ張られています。そういうところには、地下からの熱い水が上がってきている。 今回の場所でも、そういう熱い水が上がってきていて、今回の地震が起きたんだろうと思います。 ■能登半島地震、熊本地震と同じ要因か? 井上キャスター: 別府から島原の方にかけて溝ができているということは、ある程度、こういった活動が想定されうる地域なのでしょうか。 東京大学・地震研究所 笠原順三 名誉教授: そうです。 出水麻衣キャスター: 「熊本地震との関連も」と先ほど、お話がありました。そのあたりも詳しく教えていただけますでしょうか。 東京大学・地震研究所 笠原順三 名誉教授: 絶えず地下から流体が上がってきているのですが、そういうものが既存の断層みたいなものに入っていきます。 例えば、能登半島地震も同じですが、地下の流体が既存の断層に入ってくると、かなり大きな、マグニチュード7.6というような地震を起こす。熊本地震も恐らく原因は、流体上がってきたことによって断層が動いたということかと思います。 今回の地震はかなり局所的なところで起きていますので、むしろ産山村を中心に地震活動があって、群発地震(狭い範囲に集中して多数の地震が発生する活動)的に起こったのではないでしょうか。 出水キャスター: 産山村は阿蘇くじゅう国立公園の一部で、その中にある村です。山の麓と考えてよろしいでしょうか。くじゅう連山と阿蘇の山々の間に位置している山村で地震があったということですね。 東京大学・地震研究所 笠原順三 名誉教授: そうですね。 ■専門家「この先、もう少し大きい地震が起こる可能性もある」 井上キャスター: 群発地震と考えると、一般的に考えられる地震よりも余震の頻度など、この先どういうことに気をつけるべきなのでしょうか。 東京大学・地震研究所 笠原順三 名誉教授: 例えばトカラ列島などもそうなのですが、群発活動はかなり長い間続いて、その中で割と大きな地震が起こる。 そのため、今回が最大地震なのではなく、もう少し大きい地震が起こる可能性もあります。


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