登録有形文化財大牟田市庁舎本館の保存と活用をめざす会主催「のこすことは創ること」市民参加ワークショップへご参加のみなさん
登録有形文化財大牟田市庁舎本館の保存と活用をめざす会のみなさま
このたびのワークショップへご支援ご声援をいただきましたみなさまへ
企画と運営役を仰せつかった建築史家・まちづくりオルガナイザーの藤原惠洋です。
福岡県認定まちづくり専門家派遣事業として福岡県都市計画課より派遣していただくことができました。
おかげさまで昨日6月22日(日)14:00〜16:30にて全4回を無事遂行!
毎回25〜40名近く(延べ約120名)の大牟田内外市民のみなさんの参加を得て侃侃諤諤・談論風発、溌剌と活発に行うことができました。
お支えてくださった関係者のみなさま、なによりご参加くださった大牟田内外市民のみなさんに心より御礼申し上げます。
このような市民参加の場を設ける効果とメリットは、一人一人の市民の目の高さから見ていけば、過不足があった当該問題に関する関連情報の吟味・精査や共有を参加者全員でもれなく進めることができたこと、と合わせ、わかりやすい参加のプロセス(過程)を通し、集った参加市民のみなさんがみずから理解し納得いくステップ(理解と納得の階段)をだんだん積み上げていくことで、自分ごととして考えを進めることができること、より創造的な保存と活用の仕方が世界中に蓄積されていることを把握することから、大牟田でもそうした先進事例・先駆事例を学んだ成果としてに大牟田方式とでも言えるような保存と活用へ向かう可能性がまだまだ残されていること、こうした大切な事業だからこそ誰かにおまかせしてしまうのではなく「自分ごと」として市民主体の発想を通し「のこすことは創ること」を謳っていくことができる!・・・・・・
と派生的な広がりのある緩やかな合意形成が生まれていったのです!
第4回め30名(藤原含む)みなさんが参加された5つのグループによる創造性あふれる成果発表は見事なものでした。
参加者のみなさんには初めての体験だったかもしれませんが「ノミナル・グループ・プロセス」手法に準拠して緩やかな合意形成へ、そしてさらなる意見交換へ、最終回の到達点をめざしました。
その結果、関心のある老若男女市民本位で、もっと自分ごととして参画しあって、税金をもっとも効果的有効に使いたい、情報を共有しあって、世界に冠たる産炭都市だった大牟田の戦前戦後を繋ぐ語り部だからこそ、次世代へ語り継ぐ、次世代の教育資源として学びを深めてもらい、世代を超えてもっと誇り高く、世界へもう一度大牟田の名前を知らせることができるように、自分ができるささやかなこと館内の清掃や整理整頓をインセンティブ最優先として、美しく輝く釉薬タイルを外壁全面に復元、甦らせて、専門家の伴走をもっと生かしながら、毎週末でも建物ガイドツアーを展開しつつ・・・・・出し合った提案やアイデアや気づきを実現するには、さらにどのようなお金(予算)、人(人材)、そして時間(行程)が必要か、真剣に検討いただきました。
以上の成果は、登録有形文化財大牟田市庁舎本館の保存と活用をめざす会のみなさまを中心に振り返りつつ、今後の活動へ向けて市民発の「推し力」にしていく必要があります。
成果としての模造紙もすべてめざす会で保管していただきます。
いつでも振り返りに用いてください。
当該問題に関心のあるみなさまがた、今後ともどうぞよろしくご参画ご支援ご指導くださいますようお願いいたします。
以下は、私こと藤原惠洋研究室ブログを通し報告してきた写真集です。
旧式メールでのご案内ですが、さらにFBやLINEにて発信していきます。
どうぞご覧ください。
事前告知
(1)第1回 5月10日(土)14:00〜17:00
(2)第2回 5月31日(土)14:00〜16:30
(3)第3回 6月14日(土)14:00〜15:50
(4)第4回 6月21日(土)14:00〜16:00事前準備
6月22日(日)14:00〜16:30