梅雨入り、線状降水帯まで伴い竹田市直入町の長湯温泉は雨に濡れていました。しかしこの芸術家霧隠竜之介さんの煌めきは格段!昼空も夜空も輝かせてしまいます。芸術家の不思議な存在感。ヒッチコック監督の映画のように作品の中にギョロリと世界を睨みつける作家がこっそり忍び込んでいるのです。ぜひその目玉の眼力を前に金縛りにあってください。7/12(土)14:00〜アルティザン・トークでは霧隠さんこそアリス少年では?!と青い山にわけいっていきます。アルティザンカフェ・プロジェクト主宰藤原惠洋・当日の聞き手もつとめます!(会場は同門先輩の藤森照信先生設計ラムネ温泉館2階美術館)
竹田市民公開講座アルティザン・トーク【第 39 回】
2025 年 7 月 12 日(土)14:00~16:00
語り手 霧隠竜之介さん 芸術家・遺跡ハンター 元システムエンジアニア 大分市在住
聞き手 藤原惠洋 九州大学名誉教授 工学博士 藝術学修士たけたアルティザンカフェ主宰
会場:ラムネ温泉2階ギャラリー 霧隠竜之介作品展「おとぎの国」会場にて
遠隔配信:事前希望者(事務局へ予約必要)へ遠隔配信を展開します。
入場料:無料(投げ銭形式によるご厚志をお受けします)
おとぎの国のアリス少年、眼力あふれる目玉は何を見つめ何を思うのか?
~私たちはどこから来て、今どこにいて、これからどこへ行くのか~
手練手管な大人と暴れん坊の子どもが一人の人格の中に同居する不思議な芸術家の霧隠竜之介さん。縁あって本格的な初めての個展 をラムネ温泉館2階のギャラリーにて開催中です。
1963年宇佐市生まれ、四日市高校(現在は宇佐高校)卒業、ただちに日本電電公社(その後のNTT)へ、電報の受付業務を経て、システム エンジニアとして勤務。90年代以降台頭してきた高度情報通信技術を国内津々浦々にもたらし、社会の効率化や世界のグローバル化へ 貢献。
一方、国内はもとより世界各地の遺跡を訪ね歩き、1985年には黎明期のシルクロード訪中団に最年少22歳で参加、中国・敦煌の莫 高窟を堪能したといいます。 NTT退職後、意を決して長年温めてきた芸術の道へ。
昨年秋、小さな美術館からのアート革命を掲げ芸術の枠組みにとらわれない“とんがった”作品を募集する第4回タガワアートビエンナーレ「英展」(田川市美術館主催、隔年開催)へ初応募、晴れて 入選を遂げています。
大分市大道町の霧隠家。部屋には湧き起こる脳内作品を描いた膨大なスケッチが堆く積み上げられ、そこから生 み出される不思議なアートの作品群が小宇宙アトリエに所狭ましと展開。作品には目玉のモチーフがギロリと現 れ、岡本太郎「芸術は爆発だ」メッセージに対抗するかのようなオリジナルな哲学構築「芸術は・・・」を苦心しなが ら標榜中、そのため毎日が芸術三昧アート漬けの暮らしを満喫の様相です。
一方、遺跡ハンターの姿も神出鬼没の勢いで各地へ出動、美食家の一面も忘れずFBには東奔西走の様子が楽しく 発信されています。いにしえと今と未来をつなぐ遺跡ハンターと芸術家の妙なるマリアージュこそが霧隠さんの持 ち味でしょう。
今後も霧隠さんは作品制作と公募展への挑戦を鋭意重ねるとのこと。今回はギャラリー会場の中、数多くの作品 を前に生身の芸術家と歯に絹を着せぬ理論家が対話を深めます。ぜひ聞いてみたいのは、芸術家は「人新生」と称さ れる極めて困難な時代にあって、さらなる対立軋轢分断差別を生み出しかねない世間の揺らぎを前にどのような表 現活動を営んでいけば良いのか、ということ。芸術家としての霧隠さんに関心のある方、これからの行く末を案じる 方、千載一遇、芸術家と理論家のトーク現場を囲みませんか。
万象お繰り合わせの上、奮ってご参加ください。
一方、遺跡ハンターの姿も神出鬼没の勢いで各地へ出動、美食家の一面も忘れずFBには東奔西走の様子が楽しく 発信されています。いにしえと今と未来をつなぐ遺跡ハンターと芸術家の妙なるマリアージュこそが霧隠さんの持 ち味でしょう。
今後も霧隠さんは作品制作と公募展への挑戦を鋭意重ねるとのこと。今回はギャラリー会場の中、数多くの作品 を前に生身の芸術家と歯に絹を着せぬ理論家が対話を深めます。ぜひ聞いてみたいのは、芸術家は「人新生」と称さ れる極めて困難な時代にあって、さらなる対立軋轢分断差別を生み出しかねない世間の揺らぎを前にどのような表 現活動を営んでいけば良いのか、ということ。芸術家としての霧隠さんに関心のある方、これからの行く末を案じる 方、千載一遇、芸術家と理論家のトーク現場を囲みませんか。
万象お繰り合わせの上、奮ってご参加ください。