建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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20250528開催 ふ印ラボ定例ゼミ第45回 議事録 藤原惠洋+AIさん(いつもお世話様)

 

ミーティング要約惠洋 藤原  Zoom ミーティング (2025/05/28)

[要約]

冒頭の緩やかな関係づくりでは、開催時期の背景となる季節の変化を捉え心身の「ころも替え」を題材に近況を伝え合った。個人の変化や地域の経験について参加者が自由に近況や意見を交した。

今回は輪講の担当者やリフキン著書の場所を限定せず、前回の宿題を受け、フリーディスカッションをめざした。

花生さんが新自由主義とマッキンゼーの影響、公共サービスの民営化、社会的格差などについての問題提起を勧めてくれた。参加者はそうした内容へ自分の立場から関わることで議論が行われた。

また昨今の令和の米騒動に加え、自然農を営む河村さんの示唆により農業の困難な現状への関心を高めた。

さらに今後の輪講のテーマ書籍、次回ゼミで幸福の定義についても話し合いたい、と要望が出された。

参加者たちは、それぞれの経験や知識を共有しながら、社会システムや文化的価値観を考慮した上で、今後の社会のあり方について意見を交わした。

 

概要

緩やかな関係づくり〜季節の変化についての話し合い

惠洋が今し方、大分県竹田市から間に合って帰ってきたことを報告、リマインダー発信が遅れたことを詫びた。

毎回冒頭に行う「緩やかな関係づくり」のテーマを臨機応変に設定、参加者たちは衣替えや季節の変化について話し合った。

松浪は蛍の観賞、岩井は田植えの経験、山田修は米の問題について語り、花生は庭の衣替えと新自由主義の研究について述べる。

藤原馨は国東のシュタイナー学校での経験を共有し、河村一郎は通年での農作業時の野良着の着方を伝えた。

参加者たちは、それぞれの地域や生活での季節の変化を感じながら、様々な話題について意見を交換した。

 

花生直樹チュートリアルによる「マッキンゼーと新自由主義の関係」

花生は、実験的にチャットGPTを駆使し、マッキンゼーと新自由主義の関係についてのレポートを提供した。経営コンサルタント会社の歴史、特徴、影響力、そして新自由主義への影響について説明。5カ国(日本、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ)におけるマッキンゼーの関与と新自由主義的政策の実施、そしてそれらの政策の評価と影響について比較検討。チャットGPTが提供した情報をさらに調査し、関連するプロジェクトや新自由主義に対する反論、代替案、そして他のコンサルタント会社との比較についての関心を表明した。

 

チャットGPTのプレゼンテーション

花生は、チャットGPTを使用してプレゼンテーション資料を作成するプロセスを説明し、特にマッキンゼーと新自由主義の国別比較に関する資料を提示。惠洋はチャットGPTのデータを共有する方法についての質問を提起、またサッチャー政権のイギリスの経済政策の影響についての個人的な経験を伝えて共有した。松浪は15年前にマッキンゼーがビール会社のコンサルタントとして関与していたことを共有し、会社がマッキンゼーの大前研修の後で関与を終了した理由についての質問を提起した。

 

ビール業界の変革課題

松浪はみずからが企画営業部長をつとめたキリンビールの経験を基に、マッキンゼー方式による組織変革と課題について説明した。ビール業界の歴史的変遷や消費者の嗜好の変化、特にアサヒスーパードライの台頭によるキリンビールの市場シェア低下についておおいに議論は盛り上がった。花生は個人的なビールの好みを述べアサヒビールを飲まないと主張。(笑)

 

公共サービス民営化の課題

さらに普遍的な新自由主義の影響と公共サービスの民営化について議論が展開した。マッキンゼーなどのコンサルティング会社の手法や、国鉄や郵政の民営化、地方自治体の合併などの事例を挙げ、効率化や市場原理の導入がもたらす影響について鋭意意見を交換した。特に、公共サービスの質の低下や地域社会への影響、自己責任社会の問題点などが指摘された。また、日本の伝統的な社会システムや文化的価値観を考慮した上で、今後の公共サービスのあり方を再考する必要性が示唆された。

 

社会的格差とレジリエンス

さらに社会的格差と分断、特にアメリカの状況について議論がなされた。岩井はハーバード大学白熱教室で知られたマイケル・サンデル教授の考えを引用し、福祉国家の重要性と社会階層の固定化の問題を指摘した。惠洋はレジリエンスの概念と芸術の力について言及し、自身の将来の計画を共有した。河村は新自由主義の影響と、エリート層の動向について意見を述べ、幸福度を重視する社会の必要性を強調した。

 

田植えと農業の現状

さらにゼミの関心は田植えの経験と農業の現状へ向いた。河村の自然農に従った田植えの方法を称賛しつつ、農業の現状が改善されていないことを懸念しあった。

 

今後へ向け、輪講の次のテーマについても話し合い、テクノ封建制、ポピュリズムの仕掛け人、スパルタの古代ギリシャの神話と現実について提案された。

 

次回へ向けて岩井から議論のテーマが提案された。幸せと幸福の定義について議論し、自分自身と他人を幸福に導くために何ができるか、こうした普遍的かつタイムリーなテーマを議論しあうことの重要性を強調しあった。

 

 

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