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要点 | ||
定例ゼミ参加者たちは冒頭の「緩やかな関係づくり」で「最近出会った異星人」を話 題へ。リフキン『レジリエンスの時代』輪講は松浪榮さんチュートリアルで展開、糸島 半島での取り組みに対 照させながら、地域の循環型経済や持続可能な農業に関する個人的な経験を共有 し、新しい地域モデルの提案について議論。さらに普遍的な環境教育やエコツーリズ ムの可能性、テクノ封建主義に関するテレビニュースや新聞書評を媒体とした感想、 現代のコミュニケーションの課題についても立場立場からの意見交換を展開。最後 に、今後の議論や集まりの計画を立ててゼミは締めくくられた。 | ||
要約 | ||
緩やかな関係づくり ―梅田さん腰の手術 | ||
梅田さんが腰の手術を受けることになり、来週から2週間ほど入院する予定。梅田さん は、ほとんど面識のない医師に自分の体を預けることになる状況を「異星人」に例えてい ます。手術後は回復に努め、動き回れるようになりたいと意欲を示した。コロナの影響で 家族以外の見舞いが制限されていることも言及。 | ||
―松浪さん、山本拓道さんとの出会い、平和の火を守る | ||
松浪さんが最近出会った「異星人」は山本拓道さん。山本さんは仏教の教えの会で出会った 奥さんと結婚するために僧侶の道を諦め、現在は八女市星野村で広島の原爆の火を守り平 和運動を継続。藤原惠洋・馨も最近山本さんに会い、平和の火を水俣に分灯する話が出た が、その火の管理は八女市の条例で定められていることを知る。藤原は山本さんの陶芸師 匠との関係や30年ぶりの再会の様子も語る。 | ||
松浪榮さんによるチュートリアル 循環型経済の新たなモデル | ||
松浪さんは、糸島地域における循環型経済と生態系の調和について説明。牡蠣殻を肥料とし て再利用する取り組みや、農業廃棄物の堆肥化、JAの直売所「いとさいさい」による地産地消 モデルなどを挙げた。これらの取り組みを組み合わせることで、地域ブランド化と新たな市場創 出につながる可能性があると提案。 | ||
農業と循環型経済の取り組み | ||
続けて農業と循環型経済の重要性について議論、特に糸島半島での取り組みに焦点を当てた。 農業のための有機肥料の使用、自然のバランスを保つことの重要性、そして地域のブランド化の可能性について議論。また農業の経済的側面についても議論し、農家がより創造的で持続可能な方法で作物を生産することで、より高い価格で販売できるようになる可能性について話しあった。 | ||
糸島式のバイオリージョン統治モデルの可能性 | ||
松浪さんは糸島式の循環モデルを提案、リフキンの示唆に基づきバイオリージョン統治の概念を糸島に適用することを検討。この統治モデルは地域の風土や文化生態系を軸にした政策形成を進め、住民が自治を担う地域特化型の意思決定モデルの確立を目指す。またピア政治の考えを取り入れ、住民主導のプロジェクトやデジタルプラットフォームの活用を通じて、持続可能なコミュニティづくりを目指したい。さらに、バイオフィリアの概念を観光や教育に組み込み、エコツーリズムの拡充や環境教育プログラムの強化を提案。 | ||
テクノ封建主義への疑問 | ||
『テクノ封建主義』について意見交換を行った。現代のコミュニケーションの課題やコミュニティの重要性など、様々なトピックについて個人的な経験や意見を共有。今後の議論やオフサイト会合の計画について協議。 | ||
次のステップ | |
• 惠洋: 日本山妙法寺水俣道場の西川大上人をゼミ参加者に紹介したい、必ずその機会を設ける。 | |
• 松浪: 糸島での再生可能エネルギーと分散型グリッドの具体的な実施計画を作成。 | |
• 松浪: 地域コミュニティ主導のエネルギー管理システムの構築案を提案。 | |
• 松浪: 協同組合モデルを活用した地域電力事業の制度設計を検討。 | |
• 岩井千華: 小水力発電の事業化と経済性についてさらに比較調査。 | |
• 全員: 糸島地域での再生可能エネルギー導入促進のための具体的な方策を検討する。 | |
• 松浪: 糸島式の循環型農業モデルの具体的な計画を作成。 | |
• 松浪: 河村一郎さん自然農法の先生、糸島半島で実践する村山先生と連絡を取り、自然農法に関する情報交換を行う。 | |
• 松浪: 糸島の農家に循環型農業モデルの導入を促進するための方策を検討。 | |
• 全員: 地域内での資源循環システムの構築方法について議論を深める。 | |
• 松浪: カキ殻や農業廃棄物の再利用方法をさらに研究し、具体的な活用案を提示。 | |
• 全員: 糸島ブランドの確立に向けた具体的な戦略を検討。 | |
• 松浪: 糸島の16の小学校で、地域住民も参加する総合学習プログラムを実施。 | |
• 松浪: 糸島でエコツーリズムやグリーンツーリズムのプログラムを開発。 | |
• 松浪: 糸島の自然や文化を学ぶ体験プログラムを観光客や都市部の子どもたち向けに提供。 | |
• 松浪: 地域住民が情報共有できる地域アプリやオープンフォーラムを開発。 | |
• 糸島市: バイオリージョン統治の考え方を取り入れた地域特化型意思決定モデルを確立。 | |
• 全員: 次回の会議(5月28日水曜日夜)に参加する。 • 全員: オフ会の日程と場所(糸島)について検討。 | |
• 松浪: オフ会で糸島の取り組みや「フルーレ」の紹介を行う準備をする。 | |
• 惠洋: 今回の会議の議事録と次回会議のリマインダーを作成し参加者に送る。 | |
• 全員: リフキンの本に引き続き輪講するための新しい読書テーマを提案する。 | |
• 全員: 次の読書テーマの本を選定し、6月頃から新しい本の読書に移行する準備をする。 | |
































