竹田市民公開講座アルティザン・トーク 第37回
期日 2025年5月25日(日)14:00〜16:00
会場 竹田総合学院
参加費無料 投げ銭・ハートマネー形式
語り手 山田弘志さん 実業家・セブ島リゾートホテル経営、前竹田市地域おこし協力隊、元高校教師、元東京消防庁
聞き手 藤原惠洋 九州大学名誉教授・工学博士・藝術学修士・たけたアルティザンカフェ主宰
テーマ 「転石苔むさず」(ボブ・ディラン「Like a rolling Stone」)
を生きるアルティザン〜私たちはどこから来て、今どこにいて、これからどこへ行くのか〜
内容
山田弘志さんは1964年竹田城下町生まれ育ち。竹田高校卒業後、東京消防庁にて勤務後、一念奮起して駒澤大学経済学部進学、教員免許取得後は高校商業科の熱血教員としてユニークな授業を展開したと楽しい記憶が蘇ります。しかし広い世界を相手に夢を実現したいと、その後は世界へ飛翔!オーストラリアでのワーキングホリデーを駆使しながら延べ13年間滞在中、チャレンジャー魂を発揮してツアーガイドやカフェ運営を手掛けました。サイパンではスキューバダイビングインストラクター、そしてフィリピン・セブでは案内人ファウジャ代表。ここで奥様と出会われ、村社会を元気に甦らせたいとマラブヨリゾート(癒しの里リゾート計画)を創造的に展開(5年)、土地の方々が仕事として活躍するなりわいを育み事業として成功しました。
お子さんの日本語習得を機にセブ島から故郷竹田へ37年ぶりに家族でUターン。自身も竹田市地域おこし協力隊へ志願し、まちづくりたけた株式会社アグルで縮小都市・過疎地・少子高齢化など複合的な社会課題に向き合ったといいます。
聞けば聞くほど山田さんの人生は「転石苔むさず」(ボブ・ディラン「Like a rolling Stone」)。日本社会には古来より「仕事や住まいを転々と変える人は地位や財産を得ることができない」というネガティブな見方と「常に活発に行動する人は古い慣習にとらわれず時代に取り残されずラディカル」という見方も両面ある中、山田さんはどちらでしょうか?苔むす苔とは何か?それは良いものか悪いものか?そして中世以来の豊かな歴史と文化と人間性を醸成してきた竹田は未来へどう変われるのか?未来へどう変えるのか?可能性や処方をローリングストーン達人山田さんと語りあいます。万象お繰り合わせの上、奮ってご参加ください。(文責:藤原惠洋)