竹田市民公開講座アルティザン・トーク 第38回
期日 2025年6月8日(日)14:00〜16:00
会場 竹田総合学院
語り手 沈露露(しん ろろ)さん 画家・水墨画家 日本美術院研究会員 芸術を通じた日中友好実践者
聞き手 藤原惠洋 九州大学名誉教授・工学博士・藝術学修士・たけたアルティザンカフェ主宰
テーマ 宇宙から見た人間、自然から見た社会、侘び寂びの写意に挑む藝術世界
内容
豊後南画の聖地と称される大分県に水墨画発祥の中国より留学し、そのまま定住した画家沈露露さん。伴侶の日本画家矢野麻里さんに支えられながら県内各地の寺社に壁画や襖絵の珠玉の作品を数々奉納。その作風は写生を遥かに凌駕、独自の侘び寂び表現を探究し壮大な宇宙観の写意に挑む藝術世界の創造と言えます。県内ではさらに日中文化交流展、大分武漢友好美術展などのプロデュースを通し芸術を通じた日中友好にも貢献。一方、竹田では吟詠文化を発信する詩吟ミュージアム深田光霊記念「詩聲館」でも活躍、日本独自の声楽文化と言える詩吟の交流イベントにおいて中国語による翻訳をしました。
大分県内各地において風雅の道を求める沈さんに現代の文人墨客としての生き方指南をお聞きします。合わせて奥様の矢野麻里さんにも陪席いただき、日中芸術交流の可能性や必要性に関しても語り合います。当日は沈さんの小作品も展示いただきます。日中芸術交流に関心のある方、文人墨客世界の関心のある方、万象お繰り合わせの上、奮ってご参加ください。
[沈露露さんプロフィール]