建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!

西日本新聞 20240806壇知里

北九州市の振興財団が復帰要求に応じず 門司駅遺構巡る学芸員の配置換え 

北九州市が取り壊す方針の初代門司駅関連遺構(門司区)を巡り、調査を担当してきた学芸員が配置換えされた問題で、市芸術文化振興財団は、学芸員の復帰を求める専門家らに対し「財団の学芸員は経験豊富であり、誰が担当しても調査に影響は生じない」などとして要求に応じない考えを文書で伝えた。731日付。

 財団は市から遺構の発掘調査を委託されている。学芸員は昨年の出土当初から調査を担当してきたが、財団は、今月中に開始予定の追加の発掘調査を前に配置換えを決めた。これに対し、日本イコモス国内委員会副委員長の溝口孝司九州大大学院教授らが「同一遺跡で連続する追加調査は、同一学芸員の経験と知識の蓄積に基づく詳細かつ適切な調査が絶対的必要条件」などとして、復帰を求める嘆願書を提出していた。 (壇知里)

 

 

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