西日本新聞 20240730 壇知里
門司鉄道遺構の追加発掘調査へ事前準備工事始まる 北九州市、8月中旬まで
北九州市門司区の複合公共施設整備予定地で出土した明治期の初代門司駅関連遺構を巡り、北九州市は29日、8月から開始予定の追加の発掘調査に向けた事前準備工事を始めた。
準備工事は午前8時半ごろ開始。追加の発掘調査区域付近のフェンスが外され、アスファルト舗装を剥ぎ取る作業が行われた。市都市戦略局事業推進課によると、準備工事は8月中旬までかかる見通し。
追加の発掘調査は準備工事終了後に始め、期間は3カ月程度となる見込み。市は調査終了後、建設工事を行い、その過程で遺構は解体される。 (壇知里)