建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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西日本新聞 古川努記者

北九州市門司区で出土した明治期の鉄道遺構が掘削工事で取り壊されていた問題で、具体的には「機関車庫」や「客車庫」などとみられる遺構の一部だったことが分かった。西日本新聞が市に情報公開請求し、開示された資料などで判明。中にはドリルで粉砕されていたものもあった。この問題では、市が発掘調査を免除し、工事の続行を容認したことに疑問の声が上がっている。

 掘削工事は、JR九州が給排水管敷設のため自社の敷地内で実施。現地を含む一帯は、初代門司駅の駅舎本体などが埋まっている可能性が高いエリアとして文化財保護法に基づき、国の指針で工事前に発掘調査が必要とされている。これに対し、市は掘削幅が「狭小」であることを理由に、市職員の立ち会いのもとで工事の続行を認めていた。

今回開示された資料は、その職員が撮影した画像と作成した図面。画像は44枚あり、出土状況や取り壊し後の状態が写っていた。駅関連施設の赤れんがの基礎部分がドリルで粉々になる様子も画像で分かった。

市によると、工事は昨年12月~今年3月に実施。図面には機関車庫の一部などを確認した日付「12/25」「12/26」が記され、遺構を取り壊した日付も「2/28 3/1 3/4」とあった。

 

工事は180メートルにわたり幅約1623メートル、深さ0623メートルを掘削する計画。市議会が問題視し、3月以降は中断している。市は取材に「発掘調査はさらに深く掘るため危険性がある。(調査をしなかった)判断は適正」としている。

画像には、掘削した溝の中で2人が作業する場面も写る。元文化庁職員で発掘調査の基準作りに関わった水ノ江和同(かずとも)・同志社大教授(考古学)は「現場に人が入って作業する画像から『狭小』に該当しないことは明らか。立ち会いで工事を認めた対応は間違っている。遺構が出土した時点で発掘調査に切り替えるのが常識的な対応だ」と指摘している。 (古川努) 

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