20240326NHKニュース
杵築市の明治時代の旧民家 国の有形文化財に登録へ
130年前の明治時代に建てられた杵築市の旧民家が国の有形文化財に登録される見通しとなりました。
県内の建築物では234件目の登録となります。
国の有形文化財に登録される見通しとなったのは、杵築市山香町にある「旧志手家住宅」です。
「旧志手家住宅」は明治26年に建てられた2階建ての木造住宅で、土間や座敷など6つの部屋が2列に並んだ「整形六間取り」と呼ばれる構造になっています。
杵築市教育委員会によりますと、部屋が多く面積も広いこの構造は、地域を代表する地主階層の住宅に多く見られる特徴だということです。
一方で、江戸時代には少なかった2階部分があり、そこで養蚕が営まれていたとみられるなど、近世から近代にかけての建築技術が混在し、当時の生活文化の変容をうかがうこともできる貴重な建物だということです。
ただ、築130年を超えているため、建築当初からの瓦ぶきの屋根が崩れかかっているなど、修復が必要な箇所が多くあるということです。
県内の建築物ではこれまでに、世界的な建築家の磯崎新さんが手がけた旧県立大分図書館や、120年前に建てられた全国でも珍しい鉄製の関埼灯台などが国の有形文化財に登録されていて「旧志手家住宅」の登録で234件目になります。





































