門司港駅遺構 「一部移築」見直さず 市が議会委で明言 /福岡
毎日新聞 2024/2/2 地方版
JR門司港駅そばで見つかった明治期の初代門司港駅(当時の名称は門司駅)関連遺構について、市は1日開かれた市議会教育文化委員会で「一部の移築保存」方針を見直さないことを明言した。
永井佑議員(共産)の質問に答えた。市は小野田滋・公益社団法人土木学会フェロー会員の意見を基に一部移築保存の方針を発表したが、小野田氏は「理想は現地保存」と毎日新聞に回答。市が意見を聞いた専門家6人全員が現地保存を求めたことが分かった。
永井議員は専門家による再検討会議の設置を要望。しかし井上智史・文化企画課長は「複合公共施設の早期建設、市の公共施設集約プラン、遺構保存の三つの観点から方針を決めた」と繰り返し、見直しを否定した。
市芸術文化振興財団の文化財担当理事を長く務めた西谷正・九大名誉教授(考古学)は「移築は遺構の破壊。施設と遺構が共存できる保存のあり方を模索すべきだ」と強く批判した。【伊藤和人】〔北九州版〕
写真はRKBニュース(20240125)より















