建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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文化的景観の持続可能な保護と活用に関する再定義の検討

〜国選定重要文化的景観「小鹿田焼の里」誤指導問題を通して〜

 

Study of Redefinition of Sustainable Protection and Utilization of Cultural Landscapes ~ Through Misleading Issues for the Nationally Selected Important Cultural Landscape "Ontayaki no Sato" ~

 

九州大学名誉教授・工学博士

藤原 惠洋

keiyo[@]kyudai.jp

[要旨]

文化的景観は2005年改正文化財保護法以来、人の営みや自然との関わり、地域の風土や暮らし、地域らしさを価値づけてきた。伝統的な一次・二次産業景観が途絶える危機感も後押し、生活やなりわい理解へ貢献する。文化財保護法は1950年制定、75年改正で経済成長により失われる伝統的な町並みが保存も進み、大分県日田市では2004年に豆田町が重要伝統的建造物群保存地区に選定された。保存計画で地割を維持、特定物件に指定された伝統的建造物等の管理、修理、修景又は復旧へ継続的な国庫補助を行う。日田市では国選定重要文化的景観「小鹿田焼の里」も加わるが、202211月、市教育委員会は当該地の仕事場改修に対して誤指導をしていたと発表、住民は経済的な損害を被った。

本研究は、本来の文化的景観の保護対象が「暮らし」「なりわい」であることに注目、誤指導の背景を指摘し、持続的な保護と活用には文化財と地域社会を橋渡しする対話と交流の必要性を導く。

 

Since the 2005 Amendment to the Law for the Protection of Cultural Properties, cultural landscapes have valued human activities, relationships with nature, local climates and lifestyles, and regional characteristics. It also supports the sense of crisis that traditional primary and secondary industrial landscapes are disappearing, and contributes to understanding of life and livelihoods. The Law for the Protection of Cultural Properties was enacted in 1950 and revised in 1975 to promote the preservation of traditional townscapes that were lost due to economic growth. . Land allocation is maintained in the preservation plan, and continuous government subsidies are provided for the management, repair, landscaping or restoration of traditional buildings designated as specific properties. In Hita City, the Nationally Selected Important Cultural Landscape "Ontayaki no Sato" will also be added, but in November 2022, the city board of education announced that it had misguided the renovation of the workplace in the area. suffered serious damage.

This research focuses on the fact that the protection of the original cultural landscape is "livelihood" and "livelihood", points out the background of misguidance, and dialogues to bridge cultural properties and local communities for sustainable protection and utilization. And guide the need for exchanges.

 



論文希望の方は、氏名・連絡先などを記載の上、
メールでご連絡ください。

keiyo[@]kyudai.jp
 
















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