建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
20230629奏楽堂

2023年6月29日(木)旧東京音楽学校奏楽堂にて、TAKETA室内オーケストラ九州が初の東京公演を開催する。

TAKETA室内オーケストラ九州は、瀧廉太郎の街・大分県竹田市にて2021年に誕生した大分県初のプロオーケストラ。竹田市総合文化ホールグランツたけた が2020年に開催した「竹田版アーティスト支援事業」に参加したアーティストを中心として結成された。21/22シーズンより本格始動すると、川畠成道(Vn)をソリストに迎えたデビュー公演を皮切りに、DRUM TAOをはじめとするさまざまなジャンルとのコラボレーションを実施。教育機関などでのアウトリーチ公演も積極的に行うほか、竹田市ゆかりの瀧廉太郎、佐藤義美の顕彰活動にも力をいれている。

今年2023年は瀧廉太郎の没後120年を迎える。その瀧廉太郎が竹田の地から東京に旅立ち、ピアニストを目指して研鑽を積みコンサートデビューを果たしたのが「旧東京音楽学校奏楽堂」だ。その特別な場所を舞台に、TAKETA室内オーケストラ九州初の東京公演が開催される。

これまで定期演奏会のたびに委嘱初演してきた瀧廉太郎作品の管弦楽版作品の披露、竹田市に2019年に寄贈された廉太郎に纏わる資料を紐解きながら、今回は廉太郎が初めてコンサートで取り上げた作曲家「ラインベルガー」の作品や所蔵の楽譜を使用してのプログラムを展開。廉太郎120回忌に当たる2023年6月29日(木)に竹田から東京へ新たな形の公演を次世代に繋いでいく。

Add Comments

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

藍蟹堂

藍蟹堂。感受性は海の底から波濤や世界の波瀾万丈を見上げる蟹そのもの。では蟹とは?

『日田ラボ』 最新記事
『きくけん』 最新記事
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
記事検索
ギャラリー
  • 語り手 小代英子さん 95歳 洋裁師 日赤有功章受賞・民生委員・婦人会会長 竹田市民公開講座アルティザン・トーク【第33回】 2025年3月20日(木・祝)14:00〜16:00
  • 2025年3月9日駒澤大学シンポジウム 「ブルデュー社会学と現代文化」
  • アルティザン・トーク【第34回】2025 年3月8日(土) 14:00〜16:00 語り手 山下真智子さん バウハウス史研究者、ダンサー、パン店KameBerlin ベルリン竹田会 ベルリン市(ドイツ)在住
  • アルティザン・トーク【第34回】2025 年3月8日(土) 14:00〜16:00 語り手 山下真智子さん バウハウス史研究者、ダンサー、パン店KameBerlin ベルリン竹田会 ベルリン市(ドイツ)在住
  • アルティザン・トーク【第34回】2025 年3月8日(土) 14:00〜16:00 語り手 山下真智子さん バウハウス史研究者、ダンサー、パン店KameBerlin ベルリン竹田会 ベルリン市(ドイツ)在住
  • アルティザン・トーク【第34回】2025 年3月8日(土) 14:00〜16:00 語り手 山下真智子さん バウハウス史研究者、ダンサー、パン店KameBerlin ベルリン竹田会 ベルリン市(ドイツ)在住
  • 2025年2月4日14:30〜16:15 「文化遺産と近年の武力紛争」講演会のご案内
  • 20250204極寒の早朝、紀伊耳鼻咽喉科クリニックへ
  • 20250204極寒の早朝、紀伊耳鼻咽喉科クリニックへ
  • 20250203晴れ渡る久住連山と阿蘇山!!
  • 20250203晴れ渡る久住連山と阿蘇山!!
  • 20250203晴れ渡る久住連山と阿蘇山!!
  • 20250203晴れ渡る久住連山と阿蘇山!!
  • 20250203晴れ渡る久住連山と阿蘇山!!
  • 20250203晴れ渡る久住連山と阿蘇山!!
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ