建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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(1)白大理石の作品〈渾沌〉
安田侃彫刻美術館アルテ
ピアッツア美唄(北海道・美唄市)開催「こころを彫る」ワークショップに参加して8年間かけて制作してきた自作の作品(材料は安田氏がイタリア・カッラーラ山から搬送した白大理石。最終仕上げは、天草市下浦町船場 千葉平五郎石材四代目 千葉友平氏による)


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(2)小鹿田焼九代目 坂本工窯窯元 若かりし頃の坂本工氏が苦心しながら制作したはまぐり合わせの八寸皿

九州でははまぐり合わせ、一般的には重ね合わせ、専門的には伏せ合わせという技法で若い頃の坂本工さんが挑戦的に焼成したもの。2枚合わせたことで内部の空間を広げる効果が期待されるのですが、小鹿田の土はねばりが弱いので、相当に困難な試みだったに違いない。実際には空間や膨らみがまだ足りない未完成かと思われます。さらに二枚合わせると焼成時に皿の内側への酸素の供給が不足することから不完全燃焼となり、還元炎が期待されますが、難点は縁周りに釉薬をかけると焼成時に付着するため、釉薬無しで焼成を進めることになります。食器として使うためには、この点が課題となります。
 

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藍蟹堂。感受性は海の底から波濤や世界の波瀾万丈を見上げる蟹そのもの。では蟹とは?

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