
熊本県合志市にある、合志マンガミュージアム館長を務めておられる橋本博さんが本を出されました。表紙画像にも見えるように「“伝説のマンガ専門古書店”キララ文庫元店主で文化庁マンガアーカイブ事業にも携わるマンガ評論界のレジェンド」とも称されるほど、濃密なマンガ人生を歩んでこられたお方です。本書は、2016年の熊本地震に際しても様々な力を発揮した「マンガ」というものや、『ONE PIECE』熊本復興プロジェクトのことなどについて書かれた序章にはじまり、橋本さんが歩んでこられたマンガ人生のこと、マンガの歴史、マンガの未来展望まで、マンガのことを語り尽くします。いまや国立大学でも「マンガ」が教えられる時代、ぜひ本書を通してマンガの大きな可能性を感じてみてください。
2019年7月25日
文芸
教養としてのマンガ
扶桑社新書
¥ 920(税抜)
(熊本市 長崎書店 サイトよりhttps://www.nagasakishoten.jp/recommend/kamitoori/1236/ )