8月1日(木)5時限め、いよいよ2019年度前期九州大学芸術工学部「芸術文化環境論」最終授業となりました。
ゲスト講師には、ふ印ラボOB村山達郎氏(宮崎県庁、前外務省、前在インドネシア日本大使館)が来学されました。
また、同じく宮崎県から宮崎県立高校図書館コーディネーター宇野鮎子先生、熊本県天草市から十朗窯亀山サ苗氏にもご参加いただき、本授業が目指した最終ゴールとしての「 」に関するミニ・シンポジウムを開催することができました!
以下、授業用意過程での村山氏との交信記録をご紹介します。
藤原先生、
ゲスト講師には、ふ印ラボOB村山達郎氏(宮崎県庁、前外務省、前在インドネシア日本大使館)が来学されました。
また、同じく宮崎県から宮崎県立高校図書館コーディネーター宇野鮎子先生、熊本県天草市から十朗窯亀山サ苗氏にもご参加いただき、本授業が目指した最終ゴールとしての「 」に関するミニ・シンポジウムを開催することができました!
以下、授業用意過程での村山氏との交信記録をご紹介します。
藤原先生、
ご連絡ありがとうございます。
フィードバックシートの件、承知しました。
以前ご示唆いただいた、
「インドネシアで最も一般的な宗教は何でしょうか」
「日本人が見るインドネシア人、インドネシア人が見る日本人、それぞれどのような人間観なのだろうか」
「日本人が見るインドネシア人、インドネシア人が見る日本人、それぞれどのような人間観なのだろうか」
という問いかけに加えて学生達の関心・反応を得られればと考えております。
私からのお話のプロットとしては、以下のようなものを想定しています。
①自己紹介
県庁~外務省~大使館
②インドネシアの紹介
一般:宗教、国民性
業務:日本インドネシア国交樹立60周年、アジア大会・パラ大会
③外交ツールとしての芸術・スポーツ
60周年、アジア大会・パラ大会などを通じて
その上で、
Q1 世界でも屈指の人口大国インドネシアからの移民が日本社会をめざすとしたら、あなたはどのように受け入れることができますか。
Q2 芸術文化の力は、私たちの生存・生活・生業(なりわい)に、どんな夢をもたらしますか。
について学生たちが考えてくれれば良いのかなと思います。
私自身、生活を通じてインドネシアという国に非常に刺激を受けながら、芸術及びスポーツが国として(少なくとも外交の場で)有益なツールとしてある意味ドライに使われていることにも驚きました。
私の学生時代を振り返ると、芸術自体の漠然とした素晴らしさはどの学生も感じているものの、芸術が「使われる」という感覚を持っている学生は少なかったように思いますので、今の学生にも再考するフックになるのではと考えております。
当日はパワーポイントなりで、現地の写真をつかいながらお話させていただく予定です。短くて30分、長くて60分程度を想定していますが、先生の授業計画に支障がございましたらご指摘ください(もし宇野先生がいらっしゃるようでしたら時短コースでお話します。)。
また、15時30分頃には研究室にお伺いし準備をさせていただければと存じます。