
皆さん、こんにちは。
去年10月からドイツのカールスルーエ造形大学において交換留学中の九州大学大学院芸術工学府環境・遺産デザインコース・藤原研究室修士課程の張榮です。
今度私はスイスのバーゼルで行われる第46回アートバーゼルに行って来ましてみなさんにも紹介したいと思います。
まず、スイスのバーゼルはスイスの北西の上流にある地域で、フランスとドイツで囲まれた3カ国の国境地点に位置されていまして、人口は約17万人、スイスでは二番目に面積が大きい大都市です。
スイスのアートバーゼルは1年に1回毎年6月に行われる世界最大アートフェアで美術系のオリンピックと呼ばれていて、今年は6月15日から18日まで4日間行われました。
スイスのバーゼルは昔から商業と交通の中心地で、世界的な美術館やギャラリー、公園のための会場なども集まっていて、このような豊かな文化的背景と施設の充実などにより1970年に最初のアートバーゼルが開催されることになりました。今年は46回目になります。最初の回には10カ国から90のギャラリーが参加していますが、スイスのバーゼルの地域的な長所としてフランス・ドイツとも近く、輸送や移動やに便利なのに加え、アーティストたちの努力により現在は世界最大規模のアートペーアに発展しています。
2014年には34カ国の284のギャラリーから参加しましたし、今年2017年にはのアートバーゼルには全世界の291のギャラリーが参加し、約4000名のアーティストの作品が展示されました。参加するギャラリーは世界から来ますが、厳しい審査を通して選ばれます。
また、2002年からはアートバーセルはマイアミビーチ(Art Basel in Miami Beach)でも開催され、2013年は香港(Art Basel in Hong Kong)を開催しました。スイスのアートバーセルを含め、この三つのアートフェアは香港が3月、スイスは6月、アメリカのマイアミビーチでは12月に順番に開催されます。
アートバーゼルの空間構成については、重要なメイン空間になるアートギャラリー(Art Galleries)、実験美術のためのアートアンリミテッド(Art Unlimited)、力量のある若手作家の個展である「アートステートメント(Art Statements)」、映画やビデオ作品を上映する「アートフィルム(Art Film)」、出版物を展示する「アーティストブック(Artist Books)」、セミナープログラムである「アートバーゼルカンバセーション(Art Basel Conversations)」などで構成されます。
毎年6月に開催されるアートバーセルでは現代美術の最新の情報や流れを知ることができる場で、美術に興味がある一般人もチケットを買って回ることができますし、気になる作品があれば買うこともできます。
アートバーセルが始まる15日に私は行きましたが、多くの人たちがアートバーセルを観覧するため集まっていました。私も芸術に関心がある人間として、今年のアートバーセルに期待しながら入場を待っていました。
中に入りましたら多くの現代美術の作品が展示されていました。作品の数が多かったので、自分が必ずみたいと考えている作品やギャラリーは地図を持ち歩きながら、観覧することができました。「アートフェアで現代美術の最近の流れを読みことができる」という話を作品を観覧してみたらすぐ感じることができました。彫刻、絵画、設置美術、パフォーマンス、オブジェなど様々な形の作品を見ることができました。展示をみながら、現代美術はいつも作品を通して新しい感情や感覚を感じられると思いました。







































































































