
皆さん、こんにちは。
去年10月からドイツのカールスルーエ造形大学において交換留学中の九州大学大学院芸術工学府環境・遺産デザインコース・藤原研究室修士課程の張榮です。
私はイタリアのヴェネチアで開催中のヴェネチアビエンナーレに行ってきました!ここで見てきたものを是非皆さんにも紹介したいと思います!
ヴェネチアビエンナーレは今年57回目で2年ぶりに開催される国際的な美術展示会で、5月13日から11月26日まで約6ヶ月間ヴェネチア全地域を中心に展示が行われています。まず、ビエンナーレ(Biennale)という意味はイタリア語で「2年ぶり」という意味で2年に1回開催される美術展示会や美術イベントを指す意味として使用されています。ヴェネティアビエンナーレは1895年から始まり100年以上の歴史を持ち、国別の参加方式を採ることから美術系のオリンピックとも呼ばれています。このビエンナーレはイタリア統一によりヴェネティアの独立を失ったヴェネティア議会が、1893年国王の銀婚式を記念してこのまちが人文の面で貢献する都市になることを決議し、1895年第1回ヴェネチア市国際芸術展示会を開催したことによります。開催当初から多くの人々に支持され、持続的な国際展示として発展していきました。
ヴェネチアビエンナーレの特徴としては、商業的ではなく非商業で、展示により新しい美術作品を創出していくのが目的にあります。また、1895年に最初に開催されたときは「ベネチア市国際美術展示会」でしたが、その後、2年に一度行われるようになり、「ヴェネチアビエンナーレ」と呼ばれるようになりました。3年に一度開催される展示会をトリエンナーレ(Triennale)、4年に一度開催される展示会をカァドリエンナーレ(quadriennale)と言います。
ヴェネチアビエンナーレの特徴としては、商業的ではなく非商業で、展示により新しい美術作品を創出していくのが目的にあります。また、1895年に最初に開催されたときは「ベネチア市国際美術展示会」でしたが、その後、2年に一度行われるようになり、「ヴェネチアビエンナーレ」と呼ばれるようになりました。3年に一度開催される展示会をトリエンナーレ(Triennale)、4年に一度開催される展示会をカァドリエンナーレ(quadriennale)と言います。

今年のヴェネチアビエンナーレのテーマは 「Viva Arte Viva」。Vivaはイタリア語で万歳、Arteは芸術という意味で「万歳!芸術 バンザイ!」という意味になります。また、2017年ヴェネチアビエンナーレの総監督はクリスティンマセル(Christine Marcel)です。クリスティンマセル(Christine Marcel)は2013年ベニスビエンナーレのフランス館のキュレーターもしましたし現在はフランスパリポンピドゥーセンター(Pompidou Center)で現代美術部門のキュレーターとして活躍しています。クリスティンマセルは今度の展示を「アーティストと一緒に、アーティストにより、アーティストのために」ということに焦点を合わせて現時代に芸術家たちがどのような社会的な役割をしなければならないなのかということを考えながら企画たと伝えていました。
ここでの重要な展示空間は二つあり、ひとつはカステッロ公園(”Giardini di Castello ”でこれを短くしてジャルディーニ”Giardini”と言います)とやアルセナーレ(Arsenale)です。ジャルディーニは公園の中に中央展示館や国別に29カ所の展示館が集まっています。アルセナーレは造船所、武器製造所だった建物を改造して展示館として活用している空間です。ジャルディーニは29の展示館のみなので、ここに展示館が無い国はアルセナーレに展示されます。この二つの空間のどちらにも展示館がない国はヴェネチアの全地域の中で特別に展示館を開くことができます。
チケットを買う時ジャルディーニ(Giardini)、アルセナーレ(Arsenale)のチケットを一緒に買うことができますが、入る時には空間が分けられていて別にチケットを提出してから入ります。ジャルディーニ(Giardini)、アルセナーレ(Arsenale)に入るチケットがなくてもベニスの全地域では無料で見られる展示が多くて、このビエンナーレ期間中ではヴェネチア自体が一つの作品になっていると感じられました。とても大きくて広いので1日に全部を見ることは無理で、効果的な見学ルートを計画した方がよいかもしれません。今年参加する国は51カ国で、120名の作家の作品をみることができます。
チケットを買う時ジャルディーニ(Giardini)、アルセナーレ(Arsenale)のチケットを一緒に買うことができますが、入る時には空間が分けられていて別にチケットを提出してから入ります。ジャルディーニ(Giardini)、アルセナーレ(Arsenale)に入るチケットがなくてもベニスの全地域では無料で見られる展示が多くて、このビエンナーレ期間中ではヴェネチア自体が一つの作品になっていると感じられました。とても大きくて広いので1日に全部を見ることは無理で、効果的な見学ルートを計画した方がよいかもしれません。今年参加する国は51カ国で、120名の作家の作品をみることができます。
今年、私がヨーロッパに留学している期間にヴェネティアビエンナーレを観覧することができ、本当に嬉しかったです。特に、2017年は2年に1回開催されるこのヴェネティアスビエンナーレ以外にも、毎年6月スイスのバゼルで行われるアートバゼル(Art Basel)、5年に1回行われるドイツのカセルのドキュメンタ(Documenta)やギリシャアテネのドキュメント、10年に1回行われるドイツのミンスター彫刻プロジェクターもあります。このような重要な国際展示が2017年は一緒に開催され、今年はヨーロッパにとって特別な美術展示の年になります。また、 日本では今年、3年ぶりに開催される「横浜トリエンナーレ」が第6回目展示として国際現代美術展が2017年8月4日から始め11月5日まで「星、星座、ガラパゴス(Islands, Constellations and Galapagos)」というテーマで開催されます。私が日本に戻ったら必ず見たいと思っています。
































































































ここではアルセナーレ(Arsenale)で観覧した作品の写真を載せました。次はヴェネチアビエンナーレの重要展示空間の一つであるジャルディーニ(Giardini)についても紹介していきたいと思います。
M2 張 榮








