2016年7月24日(日)午後、熊本県合志市にある菊池惠楓園の絵画保存活動に参加しました。
わが国最大の元ハンセン病患者の方々の国立療養所「菊池惠楓園」へ行きました。
園内の美術クラブに所属していた方々の膨大な作品群を対象として、元熊本市現代美術館
学芸員の蔵座江美さんが中心となり保存管理のためのリスト化調査と作品ひとつひとつの保護と手入れを行ってきています。その支援活動を私たちも続けてきているのです。
山鹿市を代表するさくら湯で温泉に浸かった後、市内にある「高専ダゴ」に立ち寄りました。
さて、まとめの感想を。
7月23日(土)は九州大学社会連携事業としての天草・下浦フィールドワーク2016の事前ゼミを開催しました。続けて24日(日)午後は、天草市から菊池市へ移動して菊池恵楓園絵画作品リスト化作業を支援活動を行いました。
ふ印ラボでは、このような複数のプロジェクトを連動させながらフィールドワークを展開することが少なくありません。
そのため移動も含め、密度の濃い二日間となりましたが、いずれも地域が持っている文脈に立脚した様々な芸術文化を再発見・再評価し、地に足をつけた活動の中でより創造的に新しいものを生み出すことが大切だと改めて感じられるものでした。
2日間の中でお世話になった皆さま、本当にどうもありがとうございました。
わが国最大の元ハンセン病患者の方々の国立療養所「菊池惠楓園」へ行きました。
園内の美術クラブに所属していた方々の膨大な作品群を対象として、元熊本市現代美術館
学芸員の蔵座江美さんが中心となり保存管理のためのリスト化調査と作品ひとつひとつの保護と手入れを行ってきています。その支援活動を私たちも続けてきているのです。
本年4月の熊本地震、さらにはその後引き続いた余震や熊本県内を襲った集中豪雨によって、絵画群の保存状況が悪化し、痛みが出ているものがあります。
そうした作品を一点一点確認しながらリスト化を進める一方、必要に応じて清掃を行いました。
作品にはそれぞれ作家の背景や個性作風が確立されており、世界観に魅了
されるものも少なくありません。
蔵座さんを中心に、作品のリスト化、安定した場所での保管、修復などを進めながら、より多くの人々に
共有してもらう機会を作り出そうというものです。
蒸し暑い環境の中で、夕刻までの作業を終えました。
作業に参加した全員で記念撮影を取りました。
さらにその後はホコリを被ったため山鹿温泉へ移動して身を清めて戻ることとしました。
たいへんな落雷を伴う雨の中、山鹿へ移動。
山鹿市を代表するさくら湯で温泉に浸かった後、市内にある「高専ダゴ」に立ち寄りました。
さて、まとめの感想を。
7月23日(土)は九州大学社会連携事業としての天草・下浦フィールドワーク2016の事前ゼミを開催しました。続けて24日(日)午後は、天草市から菊池市へ移動して菊池恵楓園絵画作品リスト化作業を支援活動を行いました。
ふ印ラボでは、このような複数のプロジェクトを連動させながらフィールドワークを展開することが少なくありません。
そのため移動も含め、密度の濃い二日間となりましたが、いずれも地域が持っている文脈に立脚した様々な芸術文化を再発見・再評価し、地に足をつけた活動の中でより創造的に新しいものを生み出すことが大切だと改めて感じられるものでした。
2日間の中でお世話になった皆さま、本当にどうもありがとうございました。
國盛