カタストロフィー(人為を超えた自然の脅威)に対して、芸術文化やアートは、私たちをどのように救済してくれるか。
前回の質問、美術館劇場は病院商店と同じくらい必要か。
今日のシートと前回のシートは対になっている。
特徴
①そんなこと聞かれてもこまる。判断にこまる。積極的に答えられない。
②病院などは必要なので言わずもがな。美術館劇場は関係ないのでナンセンス(無理無理)
美術館にこの1年で10回行った人は?
美術館に全く行ったことがない人が多い。
芸術工学部を母体にして、社会に貢献できる芸術って何かを問い直したい。
ところで、JRが九州新幹線の開通を言祝いで2011年3月12日に流す予定だったCM。
映像は2月20日につくられた。
しかし、3月11日に起こった東日本大震災!
そのため企画はすべてお蔵入りした。
でも、今見ると、元気がでそうなシーンが多い。
先日、震災支援と被災地復旧のため阿蘇地方や南阿蘇村へ出て行ったが、道路が寸断されていて片道8時間かかった。
南阿蘇村の私の両親の墓は深刻な被災を受けていた。
阿蘇神社楼門も厳しい状態で崩壊していた。
帰路に熊本市へ向かった。
明治期の熊本城は、明治22年に熊本地震を受け被災した。
国指定重要文化財宇土櫓は大丈夫だったか、案じている。
西南戦争で大天守は焼失し、昭和35年に復元したもの、が今度被災した。
熊本城はランドマークだったので心を痛めている
13の文化財にも深刻な被害が出ていた。
余震が続いているので具体的に動けない。
そして益城町へもいった
至るところで墓石が倒壊していた。
熊本市内はすでに足下は清掃されてきれいだったが、建物には各地で応急危険度判定に基づいた赤い張り紙が見られた。
熊本城の近くの有名ホテルと知られたホテルキャッスルは、旧館が立ち入り禁止。
聞くところ、建築家の坂茂氏が避難所をリデザインしたとのこと。
熊本市内の帯山小学校では、避難所とされた体育館空間を仕切り直すため、坂茂氏の指導を受けた慶応大学チームと地元のサポーター達が出動して、午前9時半から11時半までわずか2時間で紙製パイプを活用した仕切りをつくった。これもアートによる支援といえるのではないか。
アートが支援の種の場合、世界中にどのような先例があるのだろうか。
アートギビングプロジェクト。
被災して時がたつごとにサポート内容が変わる。
美術家村上隆によるクリスティーズのオークション。
newday村上隆チャリティプロジェクト。
6億8000万円を売り上げたという。
ここから支援金が創出されていくとのこと。
凄い!
・・・・・・!
このように熊本地震を契機としながら、アートはカタストロフィーをどのように支えていくのだろうか、と問いかけを発しながら、世界を見る目を涵養していくことが肝要!
前回の質問、美術館劇場は病院商店と同じくらい必要か。
今日のシートと前回のシートは対になっている。
特徴
①そんなこと聞かれてもこまる。判断にこまる。積極的に答えられない。
②病院などは必要なので言わずもがな。美術館劇場は関係ないのでナンセンス(無理無理)
美術館にこの1年で10回行った人は?
美術館に全く行ったことがない人が多い。
芸術工学部を母体にして、社会に貢献できる芸術って何かを問い直したい。
ところで、JRが九州新幹線の開通を言祝いで2011年3月12日に流す予定だったCM。
映像は2月20日につくられた。
しかし、3月11日に起こった東日本大震災!
そのため企画はすべてお蔵入りした。
でも、今見ると、元気がでそうなシーンが多い。
先日、震災支援と被災地復旧のため阿蘇地方や南阿蘇村へ出て行ったが、道路が寸断されていて片道8時間かかった。
南阿蘇村の私の両親の墓は深刻な被災を受けていた。
阿蘇神社楼門も厳しい状態で崩壊していた。
帰路に熊本市へ向かった。
明治期の熊本城は、明治22年に熊本地震を受け被災した。
国指定重要文化財宇土櫓は大丈夫だったか、案じている。
西南戦争で大天守は焼失し、昭和35年に復元したもの、が今度被災した。
熊本城はランドマークだったので心を痛めている
13の文化財にも深刻な被害が出ていた。
余震が続いているので具体的に動けない。
そして益城町へもいった
至るところで墓石が倒壊していた。
熊本市内はすでに足下は清掃されてきれいだったが、建物には各地で応急危険度判定に基づいた赤い張り紙が見られた。
熊本城の近くの有名ホテルと知られたホテルキャッスルは、旧館が立ち入り禁止。
聞くところ、建築家の坂茂氏が避難所をリデザインしたとのこと。
熊本市内の帯山小学校では、避難所とされた体育館空間を仕切り直すため、坂茂氏の指導を受けた慶応大学チームと地元のサポーター達が出動して、午前9時半から11時半までわずか2時間で紙製パイプを活用した仕切りをつくった。これもアートによる支援といえるのではないか。
アートが支援の種の場合、世界中にどのような先例があるのだろうか。
アートギビングプロジェクト。
被災して時がたつごとにサポート内容が変わる。
美術家村上隆によるクリスティーズのオークション。
newday村上隆チャリティプロジェクト。
6億8000万円を売り上げたという。
ここから支援金が創出されていくとのこと。
凄い!
・・・・・・!
このように熊本地震を契機としながら、アートはカタストロフィーをどのように支えていくのだろうか、と問いかけを発しながら、世界を見る目を涵養していくことが肝要!