
2016年1月14日(木)学部授業「芸術文化企画演習」が行われました。
今日の授業は、昨年2015年12月19日(土)〜20日(日)に行われた学外演習「玉椿旅館魅力再生プロジェクト」をもとに「これから我々は何が、どんなことが玉椿旅館のために提案できるのか」を話し合い、みんなで考えや意見を出し合いました。
2月26日(金)18:00に再び玉椿旅館を訪ね、玉椿旅館の大広間を守る会の皆さんの前で、この一連の授業から得た成果を発表することを予定してます。


「これから我々はどんなことができるのか」をみんなで話すにあたり、small stepを重ね、順に考えていきます。STEPは次のようになりました。
・STEP1 : 玉椿旅館はよみがえるか?
・STEP2 : 玉椿旅館は<どうしたら=HOW>よみがえるか?
・STEP3 : 玉椿旅館がよみがえるには、誰が<WHO>?いつ<WHEN>?どんな工程で<PROCESS>?どんな予算で<MONEY>?
・STEP4 : 2016年2月26日(金)18:00〜玉椿旅館の大広間を守る会、どのようなプレゼンが効果的?



・STEP1 : 玉椿旅館はよみがえるか?を考えて行くまえ、「よみがえるとは」どういうことか。それぞれの定義を共有しましょう。 学生の考えは以下です。
・お客さんが来て利益が創出できる、経済的な利益があがること。
・人々が集まる場所
・安定的な宿泊者数
・365日全てにお客が来るわけではないが、季節ごとにリピーターがくるなら安定性があると言える。
・玉椿旅館だけの話ではなく、面的に川棚温泉、豊浦町全体が元気になることが「よみがえる」こと。
・知名度をあげること。
先生からは、「藤井家の旅館ではない文化を通して育てた公共性を見直すこと」「川棚温泉には800年の歴史」
続いてはSTEP1として玉椿旅館がよみがえるのは可能なのか?まず、現在足りないものは何か?を一緒に意見交換していきました。
・交通の便が良くないのではないか。玉椿旅館、川棚温泉まで交通が不便で行きづらい。福岡の人なら別府や湯布院に行くのではないか。
・セールスポイントをはっきりしたほうがよいのではないか。
・観光客が楽しめる商店街がない。>寂しい。:湯布院、別府には様々なお土産やさんがあり、それらを見るのも楽しみの一つであるが、川棚温泉周辺は全体的に静かな雰囲気である。
・川棚温泉には、旅館をしている住民と、温泉や旅館など観光業に関わっていない住民が混在して住んでいる。観光業関係を営んでいる住民とそうでない住民の考え方の違いがあるのではないか。
先生からは「福岡から川棚温泉までJR山陰本線に乗って行くが、日本海の夕日が美しかった。福岡から川棚までの旅行の商品をつくることができるのではないか。」


STEP2 : 玉椿旅館は<どうしたら=HOW>よみがえるか?
STEP3 : 玉椿旅館がよみがえるには誰が<WHO>?どんな工程で<PROCESS>いつ<WHEN>?どんな予算で<MONEY>?
私(張榮)は玉椿旅館が持っている大切な物語は相撲に関する物語だと思いました。力士の物語を利用し、活用した様々なイベントを作って観光客が体験するような、例えば手形づくり、四股名づくりなどがあると思いました。私は外国人として日本の相撲についてあまり知らないですが、このようなイベントがあると、相撲が記憶に残りやすいと思います。学生たちも一緒に意見を話していきました。
・本物の力士(現役・引退にこだわらず)を玉椿旅館に招待したら全国の相撲ファンたちが集まる。握手会を行うとたくさんの方が玉椿旅館を訪れるのではないか。→相撲の聖地化をしてはどうか。
・あちこちまわれる温泉手形を、実際の手の形でつくる。
・コルトーホールに一時的に土俵を作って相撲大会をして、その後、玉椿旅館で交流会をする。
・玉椿旅館大広間にパブリックビューイングを設け、サッカーのように皆で大相撲観戦をする。
・旅行会社と協力して旅行のプランを作る。-相撲イベントに参加、玉椿旅館に泊まる等、日本人向けというよりも外国人向けに。
・等身大の玉椿関の像を置く。
・玉椿関の蝋人形も可。
・相撲カフェ
・松尾神社での相撲大会、紙ずもう大会。
・青龍湖CUP相撲甲子園。インターハイ、アマチュア相撲大会。高校や大学の相撲部合宿。
先生からは「いつもとは違うエネルギーの発散の仕方をすることで私たち自身のよみがえりになるのではないか。そしてそれが場のよみがえりになるかもしれない。」



STEP1~3までを話した後には最後に玉椿旅館を訪ねた我々は「誰を玉椿旅館につれて行きたい?」というのを話しました。
私(張榮)が玉椿旅館を訪ねた時一番感じたのは歴史がある物の大切さでした。最近若者は旅行に行く時、歴史がある、価値、意味を考えて宿泊施設を予約するより現代的でおしゃれなホテルを予約する場合が多いと思います。私もその若者の一人でしたが、たくさんの物語が隠れている玉椿旅館に行った時その価値を感じ、現代的なデザインのホテルより旅館にあるもの・ことに隠れている物語を探して知っていくのも一つの楽しみであるということが分かりました。私なら、韓国にいる私の友達をつれて玉椿旅館を一緒に訪ね、歴史があるものの価値、隠れている物語を探していく楽しみを共有したいと思います。
他の学生は、玉椿旅館に誰を連れて行きたいかという問いには、
・相撲好きな祖母
・写真サークルの合宿(同年代と一緒にいきたい:いい写真がとれそう)
・家族と一緒に行きたい
・海外に住んでいる外国人友達と一緒に行きたいという学生もいました。

今日の授業は去年行われた学外演習、玉椿旅館魅力再生プロジェクトで、我々ができるのはどんなことがあるのかについて話、様々なよい意見が出たと思います。
現在でも玉椿旅館は非常に魅力がある所だと思っていますが、これからの魅力再生プロジェクトを通し、どのような魅力を発見し、現在よりもっと魅力的な玉椿旅館に発展していくのか私も期待している所です。
<M1張 榮>














