建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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 10月18日、下浦神社 秋の例大祭を見てきました。

  藤原先生および藤原研究室からの参加者は17日から下浦に向かいました。
 
 10月17日(土)9:00~大橋キャンパス出発
          岩谷地区でチャンポン
          小山家(小山秀之進にかかわる)のお墓等訪問
          小山家訪問
          国重要文化財・祇園橋を歩く
                        丸尾焼訪問
          下浦近藤家で交流会
 10月18日(日)4:30~7:00下浦神社例大祭、神社からお旅所へ御神輿移動
          13:00下浦神社秋の例大祭を見る

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 天草市までは3時間半、南国への道。↓みかんが豊富で美味しいです。
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 飛岳。ここからとれた石が三角西港で使われています。
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 岩谷地区にある大空食堂。
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 ↓ かなりボリュームのある「ちゃんぽん」が登場しました。アゴダシで美味しかったです。
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 天草市の御領に行きました。ここでもお祭があるようです。
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 小山家のお墓を訪問。
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 集合墓にも行きましたが、海の見えるところにありました。「九州の船荷は小山の声で動く」といわれた小山家にはぴったりの場所。
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 小山秀之進の子孫・小山清嗣さんを訪問しました。
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 ここでオランダ坂やグラバー邸など長崎のまちづくりにかかわった小山秀之進のお墓に会うことができました。
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 もちろん丸尾焼も訪問。
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 その後、本日民泊を受け入れて下さる近藤家へ。
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みなさま 温かく受け入れて下さりありがとうございました。
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18日の朝4:30、まだ暗い中、下浦神社の例大祭が始まります。
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お旅所に到着しました。
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 下浦神社へ帰るのは、午後1時からです。

 民泊先の佐々木家で朝食をいただいた後、私は下浦を一人で歩いてみました。いつもはワークショップで来る下浦。一人ぶらりと歩いてみると、いつもとは違う方と出会えるかもしれません。
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 歩いてみると、昔この辺りの地主さんだったお家の方と出会い、代々、家に伝わるものを見せていただいたり、お話を伺ったりすることができました。お家の畳の大きさは192㎝(一般的には182㎝)!なぜ大きいのでしょうか?-たまにはこんな出会いもいいですね。

 この後、下浦のコミュニティセンターへ行きました。おおこれは午後使われる獅子舞の獅子。身体の部分の毛は櫛ではなく、手でとくそうです。
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 ここにいるのは獅子舞保存会の方々です。この後、みなさまは老人ホームに慰問に行かれました。
保存と慰問という非常に重要な活動をしているのですね。
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 私は下浦のジョーク王、橋口さんと獅子舞の情報を求めていきます。
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 1755年に獅子舞が伝わったというところはわかりました。宮田という地区から獅子舞が来たという情報もあります。
 その後、下浦ラボである元の幼稚園に下浦のジョーク王・橋口さんと行き、先生、旅人さん、ジャンさんに会うことができました。みなさんはここの更なる環境整備をしていました。
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この後近藤家で、昼食をいただき、移住者のダンさんと布施玲子さんご夫妻にカヌーにのせていただきました。
 ↓乗っているのは宗像さん。私は2回乗らせていただきました。
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 その後、例大祭見学へ。
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 神輿がお旅所から出てきました。
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 赤ちゃんや幼児は、獅子舞が怖いようです。
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 下浦フィールドワークで活躍した千葉友平さん。ここでもがんばってます。

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 獅子舞保存会のみなさまによる奉納の舞が始まりました。
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 この2人の子どもたちは 玉ふりというそうで、はじめの部分では獅子をおこす役割です。
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 その後、下浦神社に移動。ここでも舞が行われます。
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 行列が帰ってきました。
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 ↓千葉友平さん 地元の神社の例大祭に出ているあなたはかっこよかったです。下浦の若きリーダーとして更なる活躍を期待しとります!!
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 下浦神社での舞の奉納。
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 演者の運動量の多さからか、健康を気遣い水の差し入れがありました。
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ここでも素晴らしい奉納の舞を見せてくれた保存会のみなさまありがとうございました。

 この後、下浦フィールドワークの弁天カフェで藤原先生が知り合いになった黒川さんのお宅へお茶をいただきにいきました。お茶とお花をしている黒川さんの無駄のないきれいな所作にびっくりしました。
 黒川さんは鶴屋にお花の展示会をしたことがあるそうです。お仕事は農業ということですが、お茶お花の他に社交ダンスもされているということです。これまでの人生の歩みを伺うことができました。

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 お食事もいただきました。本当にありがとうございました。
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 下浦神社の秋の例大祭は、

 「正式名を<秋祭り神幸祭>といい、神幸という言葉が示すように神様が神社を離れて祭典を行い、祭典が終われば神社に帰るものである。下浦町の神幸祭では神輿が神社から出て他所にいくことを<お下り>、逆に神輿が神社へ帰っていく行程を<お登り>と呼んでいる。…(中略)一般的に神幸祭においては、これらの行程を2日以上かけて行うことが多い。…下浦町の秋祭りにおいてはそれらの行程を一日で終わらせてしまう。」

 「主に練習が必要なのは、獅子舞、行列、鳥毛、怜人、太鼓、巫女舞といったものである」

 以上、岡崎章宏「秋祭りの社会的機能-天草下浦町の民族誌-」(熊本大学文学部卒業論文)からの引用。

  私は、獅子舞、鳥毛、怜人 がどのような意味や役割をもつのか、調べきれませんでしたが、この神幸祭が下浦地域の矜持になっているように見えました。以前、糸田の祇園山笠の調査をしたことがありますが、祭に参加するために若い人が都会から帰ってきて祭の準備をするという場面に出会いました。
 下浦でも同じことがあるのかと想像し、期待します。

 地域にあるものをまずは大切にすることが、まちづくりの基本であると思いました。

 天草市および下浦地区でお世話になったみなさま どうもありがとうございました。

 お陰さまで、また、地域とはどういうところかを知ることができました。

                                   岩  井



 













 

 

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