京都工芸繊維大学での保存再生学シンポジウム「煉瓦建造物の保存と活用-使い続けるための理念と技術-」、本日、無事終了しました。
予想以上に盛況
で、目視ですが70名近い方が来場されました。
東京からお越しいただいた方も複数おられました。ご来場いただい皆さん、ありがとうございました。
長谷川直司(建築研究所)さんのご講演「煉瓦と煉瓦造建築物の構工法」と小野田滋(鉄道総合技術研究所)さんのご講演「煉瓦造鉄道構造物の現状と保存活
用」は、いずれも大変詳細なものでした。煉瓦の厳密な寸法やモデュールまで明らかにすることで、その煉瓦建造物の固有の価値が見えてくるという長谷川さん
のお話。
また煉瓦造の土木遺産の事例は多いが、その評価や保存活用が建築以上に難しいという小野田さんのお話。
いずれも示唆に富むものでした。その後の座
談会、さらに懇親会でも、お二人にはいろいろな質問にお答えいただき、議論を深めることができたと思います。
お二人のご講演の様子のビデオは、近々Kyoto Design LabのHP上で配信されることになると思いますが、本日の講演のレジュメがご入り用の方は、私(笠原)までお尋ねください。メールでお送りいたします。
なお、このシンポジウムには続編があります。12月12日(土)に京都工芸繊維大学にて、「煉瓦建造物の保存と活用-フランダースから京都へ-」と題し
て、ベルギーからKoen Van Balen先生をお招きして、再びシンポジウムを開催予定です。近づきましたら、またご案内いたします。
写真は、小野田さんのご講演で話題に出た煉瓦造の土木遺産のリノベーション、商業施設マーチ・エキュート神田万世橋(旧万世橋駅)です。一般の方も楽しめますが、建築・土木・鉄道のファン必見のリノベーション事例です。http://www.maach-ecute.jp/














