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2015年は戦後70年。同志社大学のキャンパス内に尹東柱の詩碑が建立されて20年になります。この間北東アジアをめぐる情勢はめまぐるしく変遷してまいりました。
死ぬ日まで空を仰ぎ
一点の恥辱なきことを
葉あいにそよぐ風にも
わたしは心痛んだ
と詠った尹東柱は、1917年12月30日旧満州(中国東北部)で生まれ、ピョンヤン、ソウル、東京、京都で学びました。同志社大学在学中、朝鮮語で詩を書いたことにより「治安維持法」で逮捕され、1945年2月16日祖国解放を半年待たずして福岡刑務所で獄死しました。享年27歳。同志社の校祖新島襄は一学生への手紙の中で「良心の全身に充満したる丈夫(ますらお)の起り来(きた)らん事を」望んでやまない、と書いています。 尹東柱はまさに新島襄の期待する学生像そのものでした。彼の詩や生き様は、国や世代・時代を超えて今もなお人々の心の奥深く生きています。それらを改めて顕彰し未来につなぐべく、以下の行事を企画いたしました。
ご多忙の時期とは存じますが、ぜひともお運びくださいませ。
■行 事:2015年2月14日(土)13:00~16:00
13:00~13:50 式典 場所:同志社チャペル
14:00~15:20 講演会 詩人 高銀先生 ※通訳あり 場所:同志社チャペル
15:30~16:00 献花式 場所:詩碑前
■展示会:2015年2月13日(金)~2月17日(火)10:00~17:00
展示内容:尹東柱 遺稿 遺品 その他
場所:同志社ギャラリー1階(旧理化学館 詩碑 東隣)
■主 催:尹東柱70周忌・詩碑20周年記念行事実行委員会
■入場料無料、事前申込不要
※取材をご希望の方は下記までご連絡ください。
【お問い合わせ先】
尹東柱70周忌・詩碑20周年記念行事実行委員会
委員長 崔龍漢:TEL090-3169-8783
同志社大学企画部広報室長 角谷千尋
TEL:075-251-3008 e-mail:ji-kohoあっとま〜くmail.doshisha.ac.jp