馬男木さんより耳寄り連絡。
【ソウル聯合ニュース】朝鮮半島出身の詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ、1917~1945年)が亡くなってから70年になるのに合わせ、韓国と日本
が来月福岡で合同追悼行事を開催する。市民らによる「福岡・尹東柱の詩を読む会」が駐福岡韓国総領事館に共催を提案して実現した。
同領事館の安相ヒョン(アン・サンヒョン)領事は29日、聯合ニュースの取材に対し、「尹東柱を追悼し、韓日の市民が彼の生き様と詩を読み解くことで、韓
国と九州が文化交流における連帯感を形成する。また、尹東柱の詩を愛す日本市民との人的ネットワークを構築し、文化分野で韓国に対する親しみの基盤拡大の
契機になる」と趣旨を説明した。
行事の実行委員会は2月の5~9日まで九州大などで、展示会や追悼式などを開く。
このうち尹東柱の遺稿や遺品のレプリカなど51点が並ぶ展示会は尹東柱ゆかりの日本の3都市で開かれる。
2月5~9日が福岡市の九州大西新プラザ、同
13~17日(16日除く)が京都市のハリス理化学館同志社ギャラリー、同21~25日が立教大池袋キャンパスの立教学院展示館(旧図書館2階)。いずれ
も入場無料。
巡回展期間中には、韓国の著名詩人、高銀(コ・ウン)氏の講演(2月14日、同志社大)や尹東柱のおいで成均館大教授の尹仁石(ユン・インソク)氏の講演(2月8日、九州大)なども行われる。
尹東柱は韓国で大学卒業後、日本に留学。立教大と同志社大で学んだ。ハングルで詩をつくったとして同志社大在学中に治安維持法容疑で逮捕され、福岡刑務所で1945年2月に獄死した。
聯合ニュース (朝鮮日報オンライン)