建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
2014年7月29日(火)夜7時〜9時、公開講座にあの川崎賢一先生がお忙しい中、東京からご来訪、出演してくださいました!
 
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川崎賢一先生は、現在、駒澤大学グローバルメディアスタディーズ学部長、ならびに前文化経済学会〈日本〉理事長等を歴任されています。わが国における文化社会学、都市社会学、創造都市研究の権威のお一人です。

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川崎先生が長年に渡って研究されてきた創造都市シンガポールについて講演をしていただきました。2011年には、約半年の間、客員教授としてシンガポール国立大学へ就かれていたとの事です。その間に自身の体験を基に得た最新のシンガポール情報を授業を通してお話していただきました。

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福岡というアジアの玄関口とも言われる街の土地柄も関係しているのでしょうか、受講者の約7割がシンガポールへの渡航経験があるとの事でした。その事も相まって、とても深い興味を示しながらお話を聞かれています。

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シンガポールへ行った際のオススメ先をいくつか挙げていただきました。私を含め、シンガポールへ行った事のない人にも、シンガポールがいったいどういった場所なのか、どういう歴史を持った国なのか、といった事に関して段々と話を進めていきます。 
 
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お話はいよいよ、創造都市としてのシンガポールに焦点を当てて展開していきます。創造都市としてのシンガポールを考える際には以下の4層構造でみる事が出来ます。
▷国際競争力
▷文化とグローバル化
▷シンガポールの文化制度の変遷
▷シンガポールの抱える社会問題 
以上を考えた上で、今度の新たな展開も考えていきます。 

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講義が完了し、沢山の質疑応答に話をどんどん盛り上がっていきます。そして、本日で公開講座も無事に全部修了しました。修了を記念してお祝いを近くのワイン角打ちで開催しました。お忙しい中、川崎先生にもご参加いただくことができ、受講生は大感激!まだまだシンガポールについて皆さん興味を抱いており、盛り上がっていきます。
 
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講座の後にこうしてお酒を交わしながらお話が出来る事も大きな魅力の一つです。大学生、留学生、受講生でもありながら社会で活躍されている先輩方、そして講義をしていただいた川崎先生と、様々な背景を持つ者同士がこうして一つの場所に集まり議論していきます。私も自身の研究課題の問題点などを川崎先生に相談する事で新たなアイディアを提案していただきました。

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最後は藤原研究室の岩井さんによる博多「いわい」うた(博多祝いめでた)と博多手一本で締める運びとなりました。

シンガポールは現在、急成長を遂げており、世界的に文化都市・創造都市として注目を浴びています。その具体的な文化政策の裏側や、創造都市としてのシンガポールの状況をお話していただいた事により、その本質を知る事が出来ました。それを踏まえ、日本の文化政策は今後どのように展開していかねばならないのかという課題を考えなければなりません。国民一人あたりのGDPは、すでに日本を上回りながら急成長を遂げているシンガポール、一方で少子高齢化等にはじまり経済的不振が続いている日本。国家を考える上でこれまで経済、政治を中心に論議されてきました。しかし、これからは新たな文化的側面が、国家の根源を考える上で必要な要素の一つとなります。グローバル化と言われている現代、日本はすでに成熟した国家であり、今後の発展は難しいという見解をされてはじめています。その上で、私達の世代が世界の社会情勢により敏感になり、現状の課題点を見つけ、それを模索していくという流れを新たに構成していく必要があるのではないでしょうか。この度の川崎先生の講演、終了後の懇親会での社会人としてご活躍されている受講生とのご交流を通して、そういった点について改めて感じる事が出来ました。

B4 Kazehito

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