2014年2月6日 13:00〜18:30 九州大学大橋キャンパスサテライト2階にて九州大学大学院芸術工学府 環境・遺産デザインコースの修士論文公聴会が行われました。
ふ印ラボからは、修論生で中国遼寧省撫順市出身の呉い嬌さんが修士論文発表会に
臨みました!
テーマは『中国と日本の都市広場における市民活動の実態調査を通した評価と課題』
都市空間の要とも言える都市広場への着眼は出身国中国と日本との異文化理解を深めるテーマとも言えます。
この九州大学大学院芸術工学府 環境・遺産デザインコースでは
実に様々なテーマが研究されています。
今年は特に被災地調査、都市計画、ランドスケープ、建築、伝統的家具、環境エネルギー、文化財などといった多彩なテーマが発表されていました。
中国からの留学生も多く、様々な視点から考察が深められています。
実際に中国をフィールド調査した貴重な成果が多かったことが興味深いと思われました。
呉さんは、留学生として生活する中、日本の駅前広場、商業空間内の広場といった
「都市広場」に興味を持つようになりました。中国の都市広場と様相が変わってくるのです。
そこで行われる様々な営みに興味をもったことが研究の始まりと言えます。
中国では行政主導による広大なイメージの都市公園が建設されていますが、いずれも人間のスケールを超え、非常に大規模で石貼を多用した広大なものです。
そこで行われる営みも、日本のような物産展や音楽イベントといったものは少なく、権力の象徴を示すような役割や政治的意味合いといった意向も強いようです。
一方で、中国の広場の中には、人々のスポーツやレクリエーションの場として非常に賑わっている場所もあります。
「中国と日本の都市広場における市民活動の実態調査を通した評価と課題」として
地域住民がどのように広場を使いこなしているか、その活動の多様性や可能性、
課題といったものに考察を深めていきました。
直前までふ印メンバーの協力を得ながら最後まで考察を深めていき、日本語での
発表トレーニングにも及んできました。先生方からのアドバイスでは、調査計画
に対するものや、文献調査と研究目的の整合性といった部分に対するアドバイスを
いただきました。
こうした研究の中で議論した数多くのことがらは、日中間の文化の違いを肌で感じるにはとても重要な切り口でした。こうした修士研究の過程がすべて財産となるはずです。修士研究の総仕上げを最後までしっかりとがんばってほしいと思います。
フレーフレー呉さん、最後まで!
D3 國盛















