6月4日に藤原先生の友人岩井さんから招待券を頂いて、博多ポートタワー横の空き地に突如として出現した怪しげな仮設劇場ーー水族館劇場で「NADJA夜と骰子とドクラマグラ」と言う芝居を鑑賞しました。この芝居は通常の劇場で公開される「演劇」とは全く異なる「テント芝居」です。これは私にとっては初めての芝居鑑賞の体験でした。
水族館劇場は1987年に結成された日本の劇団です。野外劇にこだわり、主な劇団員自ら建てるテントを劇場として活動を続けています。これは劇団の代名詞とも言えます。数トンにも水を使った演出、非常に大掛かりな舞台装置、動物の出演など、既存の劇場空間では不可能な野外劇場ならではのスペクタクルが特徴です。
3時間の上演中、第二次大戦中の博多空襲の話、炭坑大事故の話を演じました。笑ってしまいながら、劇団員たちの優れた演技や真面目な態度に感動しました。大掛かりな特設点とを組み、数トンの水を演出で用いる上演スタイルに根強い人気があることを実感しました。テントの中では写真を取れないので、残念ながら写真を見せられません。
公演が終わってから、たくさんの観劇した人々が残って、劇団員たちとお酒を飲みながら交流しました。その中で、多くの人は東京から追いかけてきた水族館劇場のファンでした。彼らはそういっていました。「水族館劇場の演劇を見るために福岡にきました。そうじゃないと福岡に来ないかも・・・」。
劇団員の話を聞くと、水族館劇場の活動の原点は福岡にあるとのことでした。今年で結成25周年を迎えた水族館劇場が、活動の原点である福岡に戻って来るのは、福岡の劇団員との交流により原点を見つめ直し、芸術の持つ力の源を探すためです。
[D2 馬麗な]























