今週も菊池にお邪魔しました!
まずは宮村ホールで行われた狂言を鑑賞しました!
「宮村ホール」は、菊地市の西寺、田園に囲まれた地にあります。明治〜大正時代にかけて手間と時間をかけて普請されたという立派な古民家は、現在ではホールとして開放され、コンサートや展示会など、様々な活動が行われています。
その宮村ホールの十周年記念として催されたのは、同じく菊池で伝統芸能として受け継がれている、御松囃子御能保存会の中の狂言方「みのる会」による狂言でした。
みのる会「狂言 〜この辺りの者でござる〜」
《番組》一.狂言のお話
二.しびり
三.佐渡狐

まずは上の写真、現在お持ち主の宮村玲子さんによる開会のごあいさつです。
暮らすための家だけでなく、生きた建築にしたという思いから、観る・聴く・集う「宮村ホール」としてオープンされてから早10年。これまでの多彩なご活動・展開により、地元のファンも多くいらっしゃるようで、この日は60名近くの市民が集っていたようです。
いよいよ開演!はじめは田嶌晴雄氏による能狂言と、菊池に残る御松囃子御能についてのお話しでした。

南北朝時代から、約650年ほど継承されている「御松囃子御能」は、中世の松囃子の形式を現在まで残している希有な例であり、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
狂言は、江戸時代になってから松囃子能と共に行われるようになったそうで、歴史は300年以上になるそうです。脈々とつづく歴史があちらこちらに見える菊池です。。
その芸能が今までどのように受け継がれてきたのか、また、現在での活動のご様子等を紹介いただきました。
次はいよいよ狂言!「しびり」と「佐渡狐」という二本の作品を鑑賞しました。




狂言は昔の言葉で語られますが、そのストーリーはお笑い、ユーモアある物語を展開していきます。
お能や歌舞伎はわかりにくい・・という人でも、狂言ならわかる!という意見をよく聞きます。私自身もそうで、セットも何もない舞台上でも、言葉が繰り返されていくうちにその風景が鵜甘でいきます。
観客の中には小学生の子どもたちもいましたが、最後まで集中して観て、楽しんでいる様子でした。



開放された窓から入る、五月の風と、鳥の鳴き声。
阿蘇五岳が彫られた欄間に縁取られた舞台で演じられる狂言。
この宮村ホールが存分に堪能できるような素敵な時間でした。
最後には藤原先生からこの建物の由来来歴と、文化財化に向けての活動等のご紹介もありました。
今まで何度も宮村ホールに訪れているであろう方でも、建物の特徴やに使用されている銘木については初めてお知りになった方も多かったようです。
終演後、建物をじっくり観てまわられ、和気あいあいと語り合うご様子がみられました。


菊池先生もお茶をふるまって下さいました!


宮村ホールの後は、菊池たてもの応援団・・
ちょおおおっとその前にお昼ごはんを!!先生なじみの東揚軒さん!

熊本弁紹介!私もわかるのは半分くらいでしょうか・・
「がまだす」は祖父母がよく使って馴染みある好きな言葉ですねー

これは何と読むでしょうか??

「春夏冬」これはたまに見かけますよね。では「二升五合」は・・??
この言葉をモノにしてイメージしないとわからないですね。。答えは是非旦那さんにおたずね下さい!
そしてお昼から菊池たてもの応援団へ!
「正院ハウス」もとい「松本座」にて、まずはこれまでの活動報告から。




H24年3月末の文化庁調査官にによる視察について、タカミさんにご報告いただきました。
菊池にあった製糸工場などの近代化建築のことなど、まだまだ知らない菊池の文化資源についてのたくさんの情報を頂きました。
また、藤原先生からも昨年度の文化資源学会での発表についてもご紹介があり、専門家にも菊池の文化資源については大きな反応・評価を頂いているとのことでした。


【菊池たてもの応援団の今年度の活動】
→まずは文化財指定・登録を目指して調査・報告を形にする!!
定例会は、軽トラ朝市のある第4日曜の前の金曜日の夜開催!という事になりました。
その間に、別個で勉強会や研究会も開催していくとのことです。
ほかの組織のスケジュールと合わせると、以下のようになります。
金曜:夜)菊池たてもの応援団定例会
土曜:夜)菊池文化資源研究会「菊池まちづくり道場」
第4日曜:朝)軽トラ朝市 昼)養生詩塾月例会
これから月末は、菊池でのまちづくり活動がどんどん盛り上がっていくことでしょう!楽しみです!

話し合いの後は建物の調査。この、元「松本ふすま店」であった建築の由来を紐解いて行きます。
松田氏が前日準備されたという図面をもとに、細かな寸法を計測していきます。併せて使われている材料や、資材の使い方、構造の様子を観てとります。

最後に、この建物について現時点でわかっていることのまとめ。みんなで情報を共有すること、今日の作用の成果をきちんとみんなで振り返ることは、組織でのかつどうでは重要なものです。
藤原先生から、この建物のつくり建て方、建材、痕跡などからみてとれる建物解説をしていただきました。わずかな痕跡から朗々と語られる建物の由来来歴・・おどろくばかりでした。

夕方からは菊池たてもの応援団の皆さんとの懇親会!
大工屋さんの本田さんの作業場で、バーベキューを準備くださいました。



途中、工房の中も見学させていただきました。

本田さんの、ある種マニアックすぎるともいえるような職人技・継ぎ手の数々を見ました。いかにだまして不可思議な仕口・継ぎ手をつくるかということに情熱を注がれているとのこと。
皆さんも是非一度訪ねてみられてください!

懇親会後、ついこの間の3月にできたという、熊本アートポリスの足湯2作品も見学しました!
暗くて見にくいですが・・こちらはカクカク。



こちらはぐるんとまわる鉄鋼パイプ。


市民の方々はまだあまり利用されいていないとかなんとか・・日中、どのように使用されているのか、ぜひ次に来るときに視察したいと思います。
とりあえずこのパイプのドームは子どもは登っちゃうよね!ということは皆で同意しました。。

最後は宝来館の温泉を堪能させていただきました。

菊池に足を運ぶたび、新しい魅力・宝物に出会います。
それらは単に回を重ねたからではなく、そこに人々との沢山の出会いがあり、そこから新しい魅力を伝えていただけるからだと思います。
そんな機会をいつも提供していただけるのも、菊池にそういう意識をもった人々がたくさんいて、活動をどんどんおやりになっているからでしょう。
さらにそこには、菊池の1,000年を超える歴史が続いて行けるような、たいそう豊かな土壌があるからだとつくづく実感するのです。
菊池で体感する、菊池の温泉のようなおおらかな時の流れと人の暖かさを、自分の中に大切に貯えていきたいです。
(修士 北岡慶子)
まずは宮村ホールで行われた狂言を鑑賞しました!
「宮村ホール」は、菊地市の西寺、田園に囲まれた地にあります。明治〜大正時代にかけて手間と時間をかけて普請されたという立派な古民家は、現在ではホールとして開放され、コンサートや展示会など、様々な活動が行われています。
その宮村ホールの十周年記念として催されたのは、同じく菊池で伝統芸能として受け継がれている、御松囃子御能保存会の中の狂言方「みのる会」による狂言でした。
みのる会「狂言 〜この辺りの者でござる〜」
《番組》一.狂言のお話
二.しびり
三.佐渡狐

まずは上の写真、現在お持ち主の宮村玲子さんによる開会のごあいさつです。
暮らすための家だけでなく、生きた建築にしたという思いから、観る・聴く・集う「宮村ホール」としてオープンされてから早10年。これまでの多彩なご活動・展開により、地元のファンも多くいらっしゃるようで、この日は60名近くの市民が集っていたようです。
いよいよ開演!はじめは田嶌晴雄氏による能狂言と、菊池に残る御松囃子御能についてのお話しでした。

南北朝時代から、約650年ほど継承されている「御松囃子御能」は、中世の松囃子の形式を現在まで残している希有な例であり、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
狂言は、江戸時代になってから松囃子能と共に行われるようになったそうで、歴史は300年以上になるそうです。脈々とつづく歴史があちらこちらに見える菊池です。。
その芸能が今までどのように受け継がれてきたのか、また、現在での活動のご様子等を紹介いただきました。
次はいよいよ狂言!「しびり」と「佐渡狐」という二本の作品を鑑賞しました。




狂言は昔の言葉で語られますが、そのストーリーはお笑い、ユーモアある物語を展開していきます。
お能や歌舞伎はわかりにくい・・という人でも、狂言ならわかる!という意見をよく聞きます。私自身もそうで、セットも何もない舞台上でも、言葉が繰り返されていくうちにその風景が鵜甘でいきます。
観客の中には小学生の子どもたちもいましたが、最後まで集中して観て、楽しんでいる様子でした。



開放された窓から入る、五月の風と、鳥の鳴き声。
阿蘇五岳が彫られた欄間に縁取られた舞台で演じられる狂言。
この宮村ホールが存分に堪能できるような素敵な時間でした。
最後には藤原先生からこの建物の由来来歴と、文化財化に向けての活動等のご紹介もありました。

今まで何度も宮村ホールに訪れているであろう方でも、建物の特徴やに使用されている銘木については初めてお知りになった方も多かったようです。
終演後、建物をじっくり観てまわられ、和気あいあいと語り合うご様子がみられました。


菊池先生もお茶をふるまって下さいました!


宮村ホールの後は、菊池たてもの応援団・・
ちょおおおっとその前にお昼ごはんを!!先生なじみの東揚軒さん!

熊本弁紹介!私もわかるのは半分くらいでしょうか・・
「がまだす」は祖父母がよく使って馴染みある好きな言葉ですねー

これは何と読むでしょうか??

「春夏冬」これはたまに見かけますよね。では「二升五合」は・・??
この言葉をモノにしてイメージしないとわからないですね。。答えは是非旦那さんにおたずね下さい!
そしてお昼から菊池たてもの応援団へ!
「正院ハウス」もとい「松本座」にて、まずはこれまでの活動報告から。




H24年3月末の文化庁調査官にによる視察について、タカミさんにご報告いただきました。
菊池にあった製糸工場などの近代化建築のことなど、まだまだ知らない菊池の文化資源についてのたくさんの情報を頂きました。
また、藤原先生からも昨年度の文化資源学会での発表についてもご紹介があり、専門家にも菊池の文化資源については大きな反応・評価を頂いているとのことでした。


【菊池たてもの応援団の今年度の活動】
→まずは文化財指定・登録を目指して調査・報告を形にする!!
定例会は、軽トラ朝市のある第4日曜の前の金曜日の夜開催!という事になりました。
その間に、別個で勉強会や研究会も開催していくとのことです。
ほかの組織のスケジュールと合わせると、以下のようになります。
金曜:夜)菊池たてもの応援団定例会
土曜:夜)菊池文化資源研究会「菊池まちづくり道場」
第4日曜:朝)軽トラ朝市 昼)養生詩塾月例会
これから月末は、菊池でのまちづくり活動がどんどん盛り上がっていくことでしょう!楽しみです!

話し合いの後は建物の調査。この、元「松本ふすま店」であった建築の由来を紐解いて行きます。
松田氏が前日準備されたという図面をもとに、細かな寸法を計測していきます。併せて使われている材料や、資材の使い方、構造の様子を観てとります。

最後に、この建物について現時点でわかっていることのまとめ。みんなで情報を共有すること、今日の作用の成果をきちんとみんなで振り返ることは、組織でのかつどうでは重要なものです。
藤原先生から、この建物のつくり建て方、建材、痕跡などからみてとれる建物解説をしていただきました。わずかな痕跡から朗々と語られる建物の由来来歴・・おどろくばかりでした。

夕方からは菊池たてもの応援団の皆さんとの懇親会!
大工屋さんの本田さんの作業場で、バーベキューを準備くださいました。



途中、工房の中も見学させていただきました。

本田さんの、ある種マニアックすぎるともいえるような職人技・継ぎ手の数々を見ました。いかにだまして不可思議な仕口・継ぎ手をつくるかということに情熱を注がれているとのこと。
皆さんも是非一度訪ねてみられてください!

懇親会後、ついこの間の3月にできたという、熊本アートポリスの足湯2作品も見学しました!
暗くて見にくいですが・・こちらはカクカク。



こちらはぐるんとまわる鉄鋼パイプ。


市民の方々はまだあまり利用されいていないとかなんとか・・日中、どのように使用されているのか、ぜひ次に来るときに視察したいと思います。
とりあえずこのパイプのドームは子どもは登っちゃうよね!ということは皆で同意しました。。

最後は宝来館の温泉を堪能させていただきました。

菊池に足を運ぶたび、新しい魅力・宝物に出会います。
それらは単に回を重ねたからではなく、そこに人々との沢山の出会いがあり、そこから新しい魅力を伝えていただけるからだと思います。
そんな機会をいつも提供していただけるのも、菊池にそういう意識をもった人々がたくさんいて、活動をどんどんおやりになっているからでしょう。
さらにそこには、菊池の1,000年を超える歴史が続いて行けるような、たいそう豊かな土壌があるからだとつくづく実感するのです。
菊池で体感する、菊池の温泉のようなおおらかな時の流れと人の暖かさを、自分の中に大切に貯えていきたいです。
(修士 北岡慶子)














