こんばんわ。
ノッポ特派員の藤原旅人です。
今日は2月15日から17日にかけて行われた
「全国劇場・音楽堂等アートマネージメント研修会2012」
に参加してきましたので、ご報告をいたします。
この研修会は文化庁と社団法人 全国公立文化施設協会が
主催しています。
ざっくりいうと、全国の公立文化施設で働いてる職員が
集まり、現在文化施設が直面している問題について
みんなで議論を交わそうというものです。
おかげさまで僕はこの研修会に6年連続で参加することができています。
毎年、色んなテーマを設定して議論を交わすのですが
例年、大きな主題があります。
今年は東日本大震災からどのような教訓を学ぶかということだったと思います。

一つの分科会(「災害復興とそのミッション 地方自治帯と公立文化施設の役割)
では、現在慶応大学で教鞭をとられている片山善博氏がゲストとして参加されました。
片山さんは鳥取県知事時代には鳥取県西部地震を、
また東日本大震災発生時には総務大臣としてどのように震災と向き合ったのか
ということをお話いただきました。
片山先生のお話から、現場と中央との連携をいかにスムーズに
取ることが非常時では一番大事だということがわかりました。
実際に、震災発生時に起こった例を挙げながら、その問題に対して
政府が、または現場がどのような対応をしたかということがわかりました。

またその後の分科会Ⅱ(「東日本大震災の教訓に学ぶリスクマネージメント)
では、実際に東日本大震災が起こった公立施設がどのような対応をとり
そこでどんな問題が起こったかということを中心に議論が行われました。
この日に合わせて、公文協は「東日本大震災の教訓に学ぶリスクマネジメント」
という本を完成させています。

これは、被災した公立施設がどのくらいの被害なのかということを事細かく分類したデータや
被災した時の職員の対応、または被災後の反省からどのように施設のマニュアルを変更
したかということが事細かに記載されています。
今回大きく議論となったのは、今回の震災発生時には避難区域に指定されて
いなかったが、実際には避難を受け入れた施設も多いということ。
また、指定管理されている施設の中には、震災発生時に行政と連絡を
取れない施設も在り、指定管理団体が独自で判断して避難民を受け入れた施設も
多かったということです。
これは非常に大きな問題で、これまでの災害時のマニュアルには
考えられてこなかったことだと思います。
そして、九州でも熊本ではいくつかの施設で避難コンサートを行うそうです。
避難コンサートとは演奏の途中に地震が起こった設定で本番さながらに
避難を行うことです。この訓練をすることで実際に避難する時の問題点が浮かび上がります。
ぜひぜひ九州の各施設でも実施をしてほしいなと思いました。
また、今年の研修会には文化庁長官でいらっしゃる近藤長官も
ご参加いただきました。僕はもう去年から近藤長官のお話を
4回聞かせていただいていて、文化芸術の力に期待されている長官だと
思います。そして近藤長官との朝食会にも参加することができて
直接長官と意見交換をすることが出来ました。
その中で「地方の頑張りに期待して、その後押しや支援はいくらでもする」という
発言を繰り返し仰っていて、この発言には同席していた各施設の職員の方々も
奮起をされているようでした。


今回の研修会では、先に書いた通りに東日本大震災の教訓に学んで
公共施設の在るべき姿が議論されたように思われます。
その議論の中では、「公共」の意味も議論されました。
まだまだ私達には、学ばなければいけないことがあるということを切実に
感じながら、来年の研修会へと繋がる議論が出来たように思います。
また研修会の最後には、文化庁と公文協と芸団協が連携して
東日本大震災の復興を支援するプロジェクトも発表されました。
このプロジェクトは「文化芸術による復興推進コンソーシアム」
というプロジェクトでこの3月から始動する予定です。
こちらから情報を見る事が出来ます!
ノッポ特派員:藤原旅人
では、現在慶応大学で教鞭をとられている片山善博氏がゲストとして参加されました。
片山さんは鳥取県知事時代には鳥取県西部地震を、
また東日本大震災発生時には総務大臣としてどのように震災と向き合ったのか
ということをお話いただきました。
片山先生のお話から、現場と中央との連携をいかにスムーズに
取ることが非常時では一番大事だということがわかりました。
実際に、震災発生時に起こった例を挙げながら、その問題に対して
政府が、または現場がどのような対応をしたかということがわかりました。

またその後の分科会Ⅱ(「東日本大震災の教訓に学ぶリスクマネージメント)
では、実際に東日本大震災が起こった公立施設がどのような対応をとり
そこでどんな問題が起こったかということを中心に議論が行われました。
この日に合わせて、公文協は「東日本大震災の教訓に学ぶリスクマネジメント」
という本を完成させています。

これは、被災した公立施設がどのくらいの被害なのかということを事細かく分類したデータや
被災した時の職員の対応、または被災後の反省からどのように施設のマニュアルを変更
したかということが事細かに記載されています。
今回大きく議論となったのは、今回の震災発生時には避難区域に指定されて
いなかったが、実際には避難を受け入れた施設も多いということ。
また、指定管理されている施設の中には、震災発生時に行政と連絡を
取れない施設も在り、指定管理団体が独自で判断して避難民を受け入れた施設も
多かったということです。
これは非常に大きな問題で、これまでの災害時のマニュアルには
考えられてこなかったことだと思います。
そして、九州でも熊本ではいくつかの施設で避難コンサートを行うそうです。
避難コンサートとは演奏の途中に地震が起こった設定で本番さながらに
避難を行うことです。この訓練をすることで実際に避難する時の問題点が浮かび上がります。
ぜひぜひ九州の各施設でも実施をしてほしいなと思いました。
また、今年の研修会には文化庁長官でいらっしゃる近藤長官も
ご参加いただきました。僕はもう去年から近藤長官のお話を
4回聞かせていただいていて、文化芸術の力に期待されている長官だと
思います。そして近藤長官との朝食会にも参加することができて
直接長官と意見交換をすることが出来ました。
その中で「地方の頑張りに期待して、その後押しや支援はいくらでもする」という
発言を繰り返し仰っていて、この発言には同席していた各施設の職員の方々も
奮起をされているようでした。


今回の研修会では、先に書いた通りに東日本大震災の教訓に学んで
公共施設の在るべき姿が議論されたように思われます。
その議論の中では、「公共」の意味も議論されました。
まだまだ私達には、学ばなければいけないことがあるということを切実に
感じながら、来年の研修会へと繋がる議論が出来たように思います。
また研修会の最後には、文化庁と公文協と芸団協が連携して
東日本大震災の復興を支援するプロジェクトも発表されました。
このプロジェクトは「文化芸術による復興推進コンソーシアム」
というプロジェクトでこの3月から始動する予定です。
こちらから情報を見る事が出来ます!
ノッポ特派員:藤原旅人














