現在展開中の東京駅保存再生の設計者・田原幸夫さまからのご連絡が届きました!
東京駅丸の内駅舎の屋根スレートについて
創建時の屋根に使われていたのは雄勝産の天然スレートですが、戦災で当初材は全て
が失われました。
今回の修復工事にあたっては、雄勝産スレート(新材)の採用を基本としつつ、戦後
再建された屋根の仕上に使われていた登米産スレートの中で質の良いものだけを加工して再利用する方針といたしました。
ところが悲しいことに今回の大震災によって、新規に準備していたした雄勝産スレートは全て流失したとの報告を受けています。また再利用する予定であった登米産スレート(JR東日本所有)も、運悪く東京から石巻の倉庫に移送保管されており、大津波の被害を受けました。こちらについては一部が現地に残っているとの情報があり現在事実確認中です。
われわれ設計者はもちろん、クライアントであるJR東日本も、丸の内駅舎に国産品を使う意義は充分に理解しており、使えるものがあれば使う、という基本スタンスは変わっていません。
しかし現在、使えるものがあるかどうかも不明な状況ですので、状況をより詳しく知るために鋭意調査中です。
設計者としては、使い続ける文化財としての東京駅に用いる材料は、性能的にも問題がないことを確認する義務がありますので、現地調査を含め慎重に対応してまいります。
因みに南北のドームは幸い、地震前既に登米産のスレート(戦後使われていた屋根材の再利用品)で葺かれています。(文責:田原幸夫)
東京駅丸の内駅舎の屋根スレートについて
創建時の屋根に使われていたのは雄勝産の天然スレートですが、戦災で当初材は全て
が失われました。
今回の修復工事にあたっては、雄勝産スレート(新材)の採用を基本としつつ、戦後
再建された屋根の仕上に使われていた登米産スレートの中で質の良いものだけを加工して再利用する方針といたしました。
ところが悲しいことに今回の大震災によって、新規に準備していたした雄勝産スレートは全て流失したとの報告を受けています。また再利用する予定であった登米産スレート(JR東日本所有)も、運悪く東京から石巻の倉庫に移送保管されており、大津波の被害を受けました。こちらについては一部が現地に残っているとの情報があり現在事実確認中です。
われわれ設計者はもちろん、クライアントであるJR東日本も、丸の内駅舎に国産品を使う意義は充分に理解しており、使えるものがあれば使う、という基本スタンスは変わっていません。
しかし現在、使えるものがあるかどうかも不明な状況ですので、状況をより詳しく知るために鋭意調査中です。
設計者としては、使い続ける文化財としての東京駅に用いる材料は、性能的にも問題がないことを確認する義務がありますので、現地調査を含め慎重に対応してまいります。
因みに南北のドームは幸い、地震前既に登米産のスレート(戦後使われていた屋根材の再利用品)で葺かれています。(文責:田原幸夫)














