2011年3月12日から4月10日まで、石炭産業で栄えた筑豊地方
福岡県嘉麻市織田廣喜美術館で、山本作兵衛の展覧会が開催されます。
「嘉麻市教育委員会所蔵 山本作兵衛展」
会期 :3月12日(土)~4月10日(日)
会場 :織田廣喜美術館展示室5
料金 :一般310円、高大生210円、小中生100円
主催 :嘉麻市教育委員会
問合せ先 :(織田廣喜美術館)電話0948-62-5173
明治、大正、昭和と50年間にわたり筑豊炭田で働いていた山本作兵衛は
炭鉱で働き終えた後、膨大な数の炭鉱の歴史的文化や暮らしを伝える絵画を
制作します。炭鉱の過酷で専門的な仕事の様子から生活まで、当時の生活を
伺い知る貴重な作品です。展覧会では山本作兵衛の遺品や、未完作品なども発表されます。
展覧会開催イベントとして、石炭・石炭灰から作った絵具「COAL PAINT」
を使って、参加者が山本作兵衛のような表現方法で、自分たちの今の暮らしを描く
ワークショップを開催します。 その名も「なりきり作兵衛さん」!
2010年、九州・山口の近代化遺産群が世界遺産として前提リストに記載される為の
申請に、残念ながら筑豊地方の炭鉱遺産は登録されることができませんでした。
しかし山本作兵衛の炭鉱の記録絵画はユネスコが1992年に制定した
「メモリー・オブ・ザ・ワールド」に申請されることとなりました。
「メモリー・オブ・ザ・ワールド」とは、世界で貴重な史料遺産を保存し
歴史や文化、哲学などを後世に継承していくことを目的とされています。
これまでに登録がなされたものは、アンネ・フランクの『アンネの日記』や
ベートーベンの交響曲第九楽章の草稿、ウズベキスタンの現存する世界最古の
コーランなどです。世界遺産の登録申請からもれてしまった、と残念に思う
市民も少なくないと、筑豊の人々の声を聞くこともありましたが、山本作兵衛の
作品展やメモリー・オブ・ザ・ワールドへの登録、また子ども達にとっても
本ワークショップを通して、筑豊の炭鉱の歴史や文化を誇りに思うきっかけになれば、
と思っています。

企画:なりきり作兵衛さん
山本作兵衛展さんの作品は、昔の筑豊の炭鉱で働く人々のすがたが描いてあります。
めずらしくて、力強くて、ちょっぴりユーモラスですね。見たことのない道具、
仕事場、生活。けれど当時の人たちは、これがふだんの生活だったんです。
私たちも作兵衛さんにならって、今の暮らしのようすを描いてみましょう。
あなたの、この町での暮らしはどのようなものですか?
だれと、何をしてすごしていますか?ことばも使って描いてみましょう。
作兵衛さんとおなじ炭鉱町ですから、石炭のえのぐを使って
描いてみることにしましょう。
日時: 2011年 3月19日(土)午前10:00〜12:00
対象:小学生(20名)
参加費:300円
持ってくるもの:水彩またはアクリル絵具、
描きたいと思うものがあれば持って来て下さい。
講師:國盛 麻衣佳
会場:織田廣喜美術館 市民ホール
主催 :嘉麻市教育委員会
問合せ先 :(織田廣喜美術館)電話0948-62-5173














