わが九州大学大学院芸術工学研究院環境・遺産デザインコースの創設メンバーであり、建築保存再生や歴史的町並み保存の重要な指導者であり、かつ良き同僚であった宮本雅明先生が、昨日(9月23日・祝日)夕刻、調査指導先の日田市で御逝去されました。慎んでお悔やみ申し上げます。
事故死によるもの。新聞紙上や知己たちからの連絡を通し事の顛末を知るに及び、暗澹たる気分でやりきれません。
大分の日田で市役所の研修講師の帰路、移動先の甘木市役所の公用車に乗車中のことだったようです。
本年3月21日(祝日)に開催しました本研究院の環境・遺産デザイン部門と環境設計学科の共催による環境・遺産デザインシンポジウム2010 『空間の解読、環境の創造〜自然と歴史に学ぶ未来遺産の創造』では基調講演をおつとめいただきました。御講演の最後のスライドには、このようなアフォリムズが記されていたことを思い出します。
いかにも宮本雅明先生らしい温故知新すなわち遺産研究とデザイン営為をしっかりとみずからの創造力で橋渡ししていく思想であり哲学でした。
◉時空の解読がもたらす地域の固有性
・時空の解読とは土地と建物の発する声を聞く営為
・解読結果を重ねることにより地域の固有性を把握
◉地域の固有性に基づく環境の創造
・ 建物の発する声に耳を傾けた遺産修復
・土地の発する声に耳を傾けた環境創造
・地球の発する声を聴き分けたデザインへ
御冥福を祈るばかりです。合掌 藤原記
追記
事故死によるもの。新聞紙上や知己たちからの連絡を通し事の顛末を知るに及び、暗澹たる気分でやりきれません。
大分の日田で市役所の研修講師の帰路、移動先の甘木市役所の公用車に乗車中のことだったようです。
西日本新聞 Web版
当地のみならず、わが国における文化財保護や町並み保存の領域で真摯誠実なそのお仕事ぶりは誰もが知るところであり、当該分野のみならず、これらの保存再生活用を紐帯として成長しつつあったより広大な市民社会全体が大きな支柱を失うこととなりました。本年3月21日(祝日)に開催しました本研究院の環境・遺産デザイン部門と環境設計学科の共催による環境・遺産デザインシンポジウム2010 『空間の解読、環境の創造〜自然と歴史に学ぶ未来遺産の創造』では基調講演をおつとめいただきました。御講演の最後のスライドには、このようなアフォリムズが記されていたことを思い出します。
いかにも宮本雅明先生らしい温故知新すなわち遺産研究とデザイン営為をしっかりとみずからの創造力で橋渡ししていく思想であり哲学でした。
◉時空の解読がもたらす地域の固有性
・時空の解読とは土地と建物の発する声を聞く営為
・解読結果を重ねることにより地域の固有性を把握
◉地域の固有性に基づく環境の創造
・ 建物の発する声に耳を傾けた遺産修復
・土地の発する声に耳を傾けた環境創造
・地球の発する声を聴き分けたデザインへ
御冥福を祈るばかりです。合掌 藤原記
追記
門下の久留米工業大学教授大森洋子さんのご主人によれば、まさに宮本先生らしい。
お彼岸の祝日にも、日田市での集まりに出席されており、午後の日田市の指導が終った後、夕刻5時頃から甘木市職員の公用車運転でご自宅まで送迎されていかれていた矢先に、高速道路で事故に遭遇されたとのこと。信じられない気分でやりきれません。
今程、大学院環境・遺産デザインコースでの連絡が届きました。
会場 野間メモリアルホール(福岡市南区野間大池)
明日9月25日(土)お通夜、19時より、
明後日9月26日(日)ご葬儀、11時より
明後日9月26日(日)ご葬儀、11時より
ほどなく、学内的に連絡がいくはずです。
各地の教育委員会等関係者へも周知の連絡が行っているようです。














