昨日は炭住の空間作品を会場にして、映像作家の大木 裕之さんの
作品映像鑑賞イベントが行われました。

大木裕之さんはパリのポンピドゥーセンターや森美術館、
各国の映画祭などでご活躍される映像作家さんです。
短編の作品を3本鑑賞しました。
私の作品が、他の作家さんの作品の場所になることがとても嬉しかったです。
このような体験を新鮮に感じ、感動を受けたのは2009年BEPPU PROJECT混浴温泉世界で
汽船のりばに設置されたマイケル・リンの壁画作品の場所が、
一晩ミナトナイトというクラブイベントの会場になり
DJの方々の表現場所となったことでした。
表現が、表現されるための場所になることで空間が変容し、
新たな機能、場所の魅力が生まれることに魅力を感じたからです。
大木さんの作品の他に、炭鉱の記録映像や、全国のアートプロジェクトで活躍されている
門脇篤さんの記録映像を鑑賞しました。
炭鉱住宅の6畳間を再現しセンターに設置したいと思ったのは、
このように様々な使い方をすることで、炭鉱住宅が私たちにとっても
コミュニケーションの場所になることを希望したからです。
炭鉱関係者にインタビューをするなかで、炭住の暮らしは狭く不便で、
プライバシーの一切ないものだけれど、だからこそ家族や
近所の付き合いが濃密に形成された場所だったと聞きました。
筑豊の炭鉱住宅は壊されてしまいましたが、部材を使いて空間を模し
コミュニケーションを築く場所として再機能することで、
私たちの人との繋がりのなかに炭住の存在が残ると考えました。
23日からは、ワークショップの会場になり、
オープニングイベントやトークイベントを催す予定です。
会期中の様子を記録に留め、またこれらが
場所の活用のシュミレーションとなるような作品になれば幸いです。
(D1國盛)














