ちくごSOHOアカデミックカフェ
昨年度好評のSOHO達人シリーズから、よりバージョンアップして、出来事・ものごと・デザイン・環境などの達人に照準をあわせての今年のシリーズがさる9月13日(月)に始まりました。日時は、2010年9月13日(月)夜7時~9時
会場は、 筑後地方・耳納山麓の田主丸にその名も高い巨峰ワインの製造元が経営する「ホイリゲ」。ワインの造り酒屋が経営するワイン居酒屋のこと。
夕闇の中、筑後川や筑後平野を見下ろしながら、デザイン界の巨匠黒川雅之さんのお話を藤原惠洋先生が巧みに聞き出していきました。








ちくごSOHOアカデミックカフェ’10
以下、九州ちくご元気計画HPより
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「ちくごSOHO」アカデミックカフェ。
ITがあるからこそ可能になる田舎での豊かな暮らし、創造する仕事。
筑後は、そんな暮らしが可能になる場所です。
日常の延長にある豊かな生活。食、自然、人。
そこで暮らし、そこから生まれる仕事があります。
そんな暮らし方を提案していくアカデミックカフェ。
毎回、様々なゲストを迎えてトークをしていただきます。
第一回目ゲストは建築家でプロダクトデザイナーの黒川雅之さん。
暮らしの中にあるデザインについて、お話を伺います。
おもしろい暮らし方、ここでみつけませんか?
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第一回目アカデミックカフェより・・・・
土と風の人
自然の中で、太陽や海や月など色々あるが、風は、自由気ままで留まらない。
自分は風の人間であるという黒川さん。
そして土は、どっかりと座っている。
自由ではないけれど、地球上のすべてノモのは、土から育ったモノばかり。
この筑後の地も、「土」の地で、豊かなモノが育っていくように感じるとのこと。
まさに、この日アカデミックカフェが開かれた場所は、田主丸の巨峰ワイン。
巨峰が育ち、美味しいワインになっていく。
ワインを楽しみながら、話は進んでいきました。
人間は誰も彼も不安感の中に生きている
黒川さんによると
人間はどんな人間でも不安感を持って生きており、
どう生きるか、生きることの意味を探し続けているのではないか。
不安だから戦争をしたり
不安だから友情や愛情を育んだり
不安だから信じられるものを求め宗教を必要としたりする。
芸術家は不安だから、その不安を芸術によって表現する。
その不安感があるから、人間はホッとする場所、ヒトを必要とする。
建築家は、そのホッとする場所を創り出していくという役割がある。
なので、挑発的なデザインよりも、ホッとするコトやモノや場所のデザインを生み出したい。
という黒川さんの表情は、本当にホッとする笑顔なのです。
美しいデザイン 愛について
広い宇宙の中に、地球にしかない生命。
これは、本当に奇蹟みたいなものです。
だから自ら命を絶つことは、やめたほうが良いと思います。
しかし人間は、いつか死にます。
死ぬことがわかっていながら、生きています。
それは、何故か。
美を探すために生きているのではないか。
私は、美の狩人です。
そして、美の究極は愛。
よって、愛の狩人とも言えるのではないか(笑)
黒川さんが東京で開催しているK塾の話など、
この日のアカデミックカフェは、
建築から愛の話まで、2時間にわたりじっくり楽しく、そして深く展開されていきました。
刺激的で、創造的な時間でした。














