北海道に滞在して5日目です。
先週からオープニングにかけての作業を行ってきましたが、
明日からは公開制作が始まります。
普通展覧会は、展示や作品が完成した状態を
訪れる人に鑑賞してもらうものですが、公開制作は
その展示会場や作品が出来上がるまでを訪れる方にお見せしながら
展覧会を作っていくというものです。
工場でいうと工場見学のようなもので、映画でいうと舞台裏やメイキング
のようなものだと思います。近年アートの公開制作も一般的になっています。
明日からの公開制作は、筑豊の炭鉱住宅の部材を使って、
九州の炭鉱住宅を北海道に設置する、という
空間作品ができるまでを公開する予定です。
炭住の部材を手入れし、作品として再構築される過程で出て来る、
当時住んでいた方々の息を見つけ感じる機会になれたらと思っています。
一緒に制作してみたい!と思ってくださる方に会えたらな、とも思っています。
今は障子の張り直しなどの作業に取りかかっています。
まさか自分が障子の張り替えをこのような機会に行うとは思っていなかったので
嬉しく感じています。

8月 筑豊で炭鉱住宅が壊されました

田川市の協力で譲っていただいた部材の一部です

恥ずかしながら、障子を張り替える作業に初挑戦
2009年、私が藤原研究室に所属する前に先生に
インタビューをいただいたことがありました。
(國盛)近代化遺産などは、お金では換算できない価値や魅力を提示できると
おっしゃていましたが、そのような文化資源を活かしたまちづくりには、
今後どのような価値や可能性があるとお考えですか。
先週からオープニングにかけての作業を行ってきましたが、
明日からは公開制作が始まります。
普通展覧会は、展示や作品が完成した状態を
訪れる人に鑑賞してもらうものですが、公開制作は
その展示会場や作品が出来上がるまでを訪れる方にお見せしながら
展覧会を作っていくというものです。
工場でいうと工場見学のようなもので、映画でいうと舞台裏やメイキング
のようなものだと思います。近年アートの公開制作も一般的になっています。
明日からの公開制作は、筑豊の炭鉱住宅の部材を使って、
九州の炭鉱住宅を北海道に設置する、という
空間作品ができるまでを公開する予定です。
炭住の部材を手入れし、作品として再構築される過程で出て来る、
当時住んでいた方々の息を見つけ感じる機会になれたらと思っています。
一緒に制作してみたい!と思ってくださる方に会えたらな、とも思っています。
今は障子の張り直しなどの作業に取りかかっています。
まさか自分が障子の張り替えをこのような機会に行うとは思っていなかったので
嬉しく感じています。

8月 筑豊で炭鉱住宅が壊されました

田川市の協力で譲っていただいた部材の一部です

恥ずかしながら、障子を張り替える作業に初挑戦
2009年、私が藤原研究室に所属する前に先生に
インタビューをいただいたことがありました。
(國盛)近代化遺産などは、お金では換算できない価値や魅力を提示できると
おっしゃていましたが、そのような文化資源を活かしたまちづくりには、
今後どのような価値や可能性があるとお考えですか。
(藤原先生)例えば、障子張りできますか?
(國盛) !? ・・・できません。
(藤原) 僕たちは小さい頃、こんな質問すらありえないほど、
出来るのが当たり前だったんですよ。毎年5月くらいになると
親父に厳しく言われながら上手に障子を張りました。そうすると梅雨や夏を
新鮮になった障子で迎えることができます。
僕たちはややもすると、10年や20年で、生活の中での体験や技術を、
人間として当たり前に通過することすら失ってしまっている。
僕は近代化遺産だけが重要だと言っているのではいんです。
近代化遺産という考え方に期待し、僕自身にも持ち帰らなければならないこと。
「僕はどうやって今の僕になってきているのか」
ということを考えていくということなんです。
(2009年11月5日 九州大学工学府 藤原恵洋研究室にてインタビュー)
障子の張り替えの作業をおこなっていると、張り方や切り方、
すりきれた取っ手などを通して当時住んでいた人と
交信しているような気持ちになります。
炭住をイメージした空間が、漬け物座談会やオープニングイベント、
COAL PAINTワークショップなど人々の交流の場になることを願います。
明日は栗沢町にある障害者福祉施設に訪問し、
センターにて公開制作を始める予定です。
(D1國盛)














