29日 6:30から行われる近隣の神社でのラジオ体操に参加した後、
農家の方のきゅうりの袋詰め作業のお手伝いをさせていただきます。
新鮮野菜がたっぷりの朝食をいただいた後は、各班に分かれての調査を再開です。
長い間、田畑や山川を歩き情報を収集していきます。
まずは黒木町の年中行事について、地元の方の証言を「季節カレンダー」に落とし込み、
地域の方々のおおよその暮らしを把握します。
そのデータをもとに、地域の人々のコミュニティを調べ、
どのように活動され機能されているのか、
またはどのようなサイクルで農作物が作られているのかを調査します。
夕食後は模造紙にまとめた調査結果を発表し、各テーマとの共通点を見出し、
翌日の研究テーマの方針を決めました。
地元の方が開かれている
ギャラリー石振を訪ねる学生
皆で食べる四季彩館でのお食事
30日 前日と同じようにラジオ体操に参加した後は、各班でさらに調査を行います。
前日の発表から見えてきた課題や不足した部分が分かり、また終日調査できるのは残り一日
ということもあって、どの班も活発に動いていました。
私は里地・里山の調査班に交えてもらいながら、アシスタントを務めさせていただきました。
里地・里山班は、まず椿原地区の森林、農地、水田に、
どのような種類が生息、植樹、育てられているのかを調査します。
データとメモ、スケッチなど記録します。50種類程のメモを分類分けし、
農産物の種類、季節や過去の土地利用の変遷を予測したあと、
インタビューによってより明解にしてゆきます。
現地の方々へのインタビューは貴重な情報収集源です。談笑を交えながら、
長い間黒木町を過ごされてきた中での経験談と歴史、地域のなりたちなどを聞きました。
班によっては、お家に上げていただいたり、梨や野菜ジュースなど差し入れをいただいたり。
この日も三度、手作りのご飯を四季彩館よりいただきました。
黒木町の山、川、農地を歩き
インタビューや記録を進めます。
毎晩20:00から始まる、各班の調査成果発表
31日 調査の最終日は、文献やデータ整理など、
大学院生の本業発揮の作業も交えて行われました。各テーマの調査結果を年代、
変遷などにまとめ、インタビューの内容を文献や資料、データなどから裏付けしてゆきます。
黒木町の年中行事を整理し、(季節カレンダー)年代、歴史の変遷を整えて行くことで、
黒木町の組織、コミュニティーが里地里山の利用・活用方法に反映されていたり、
組織、コミュニティーが動かす年中行事などと、相互の関係がより明らかになりました。
調査としては、おおまかな部分を把握するような短い時間でしたが、
現地の方々へのインタビュー方法や、研究の深め方、現地での行動の仕方など、
多くの調査の基本を実践を通して学ぶことができました。
参加した生徒も、「インタビューが上達した」「山村の暮らしの豊かさを知った」
「農業から環境問題を改めて意識するようになった」など充実した体験から
新たな技術や価値観を得たようでした。短い期間ではありましたが、四季彩館の方々をはじめ、ご案内やインタビューに応じてくださった方々、
ご協力いただきました黒木町のみなさまに感謝申し上げます。
今回の経験を、体験、記憶、技術など体に刻み、
それぞれの研究分野に活かしていきたいと思います。どうもありがとうございました。
(前回概要:a.n. 続き:國盛)














