今回は、公開講座の第2回目の講義レポートです。
第2回 6月14日(月)
スライド講義
「歴史的建造物、歴史的町並みの評価と保存修理技術」
講師 藤原惠洋
歴史的建造物をどう捉えるか。
建物の社会的役割、影響を考えるとき、市民にはどういう論理で理解されていくのか・・・・・
現在、解体・保存作業がされている下関旧英国領事館の例を中心に講義が進みました。
第2回 6月14日(月)
スライド講義
「歴史的建造物、歴史的町並みの評価と保存修理技術」
講師 藤原惠洋
歴史的建造物をどう捉えるか。
建物の社会的役割、影響を考えるとき、市民にはどういう論理で理解されていくのか・・・・・
現在、解体・保存作業がされている下関旧英国領事館の例を中心に講義が進みました。
1906年に建設された下関旧英国領事館
これまで下関唐戸地区でもシンボル的な建物としても市民に活用されてきました。
しかし、建築されてから100年が経ち、あちこちが傷んできていました。
さらに、2005年の福岡西方沖地震により重大な被害を受けました。
この建物をどう保存してべきか?
明治のレンガ建造物がどういう技術で、どのようなデザインで作られていたのかを解き明かしていくことは、非常に重要なことですが、何を目標にどこまで解体するべきか・・・・というのは、とても難しい問題です。
これまでは、歴史が古いから、貴重だからという観点でのみ保存計画がたてられていました。それは、専門家同士の議論には、なかなか市民が近寄れないというケースがほとんであったと思われます。
今回は、市民が議論に参加し、自ら計画すること、当事者になっていく様子が語られました。
もちろん、技術的な話は、専門家が議論に議論をかさね最良の方法を探していくことが重要です。
それを、市民が理解し支えていくことは、今後、とても重要になっていくでしょう。
創造的文化資源へ
歴史的な文脈や環境を提供するけいきとして
芸術創造をかんきする装置や展示する空間として
そこで何かをやりたくなく、生み出したくなる空間へ
大分県別府市の聴潮閣 高橋記念館や富士屋ギャラリーなどは、古いものを再生し活用されている建物です。
その建物を見るだけでも良いのですが、昨年、開催された「別府混浴温泉世界」では、そこで、世界的なアーティストの作品というちょっと違うものに出逢える感動がありました。その感動は、その建物がもつ力をさらによって増幅されます。
単に建築された時代が古いというものではなく、その歴史を含めて、人々の営みや環境、すべてが重なったときに、その建物の矜持を見つけ出し、文脈をとき、人々が関わりあい、絆が深まること。
それがとても重要であるということでした。
次回は、6月19日 公開講座・学外演習プログラム
実際に、下関に行きます!
これまで下関唐戸地区でもシンボル的な建物としても市民に活用されてきました。
しかし、建築されてから100年が経ち、あちこちが傷んできていました。
さらに、2005年の福岡西方沖地震により重大な被害を受けました。
この建物をどう保存してべきか?
明治のレンガ建造物がどういう技術で、どのようなデザインで作られていたのかを解き明かしていくことは、非常に重要なことですが、何を目標にどこまで解体するべきか・・・・というのは、とても難しい問題です。
これまでは、歴史が古いから、貴重だからという観点でのみ保存計画がたてられていました。それは、専門家同士の議論には、なかなか市民が近寄れないというケースがほとんであったと思われます。
今回は、市民が議論に参加し、自ら計画すること、当事者になっていく様子が語られました。
もちろん、技術的な話は、専門家が議論に議論をかさね最良の方法を探していくことが重要です。
それを、市民が理解し支えていくことは、今後、とても重要になっていくでしょう。
創造的文化資源へ
歴史的な文脈や環境を提供するけいきとして
芸術創造をかんきする装置や展示する空間として
そこで何かをやりたくなく、生み出したくなる空間へ
大分県別府市の聴潮閣 高橋記念館や富士屋ギャラリーなどは、古いものを再生し活用されている建物です。
その建物を見るだけでも良いのですが、昨年、開催された「別府混浴温泉世界」では、そこで、世界的なアーティストの作品というちょっと違うものに出逢える感動がありました。その感動は、その建物がもつ力をさらによって増幅されます。
単に建築された時代が古いというものではなく、その歴史を含めて、人々の営みや環境、すべてが重なったときに、その建物の矜持を見つけ出し、文脈をとき、人々が関わりあい、絆が深まること。
それがとても重要であるということでした。
次回は、6月19日 公開講座・学外演習プログラム
実際に、下関に行きます!















文脈・矜持・紐帯、
それらを目に見える形で形成、創出していくきっかけとして
歴史的建造物の保存と活用が有効である、という考えは、
私にとって目から鱗の新しい見識でした。
歴史的建造物の保存の重要性や、保存だけでなく活用が大切である、ということは
どことなく必要だと感じていましたが、
(歴史的建造物だけでなく地域固有の文化などもです)
それらを再評価し、再発信することで人々が得る事ができるものを
明解に見せていただくことができ、少しずつではありますが、理解が深まった機会でした。