今日は福岡県八女市立花町白木の旧大内邸にて
江副直樹さんをパネリストに、八女市の竹の活用を考える研究会に
研究室生と西南学院大学の平川さん、九州産業大学の池谷さん交え参加させていただきました。
緑に囲まれた旧大内邸
旧大内邸保存会代表の田中真木さんらによる、
バリ島のグリーンスクールの事例などをふまえ、地域の生態系や暮らしを脅かすまでに至る
竹を資源として活用できないか、議論に参加させていただきました。
旧大内邸にお邪魔するのは初めてで、建物に入るやいなや、圧倒されました。
大内邸は明治17年(1888)に建造され、十代目の大内清一郎氏、十一代目の暢三氏は
県議会や衆議院議員など政界で尽力され、孫娘の大内順子さんは
ファッションジャーナリストとしてご活躍されていらっしゃり、
そのような方々がお過ごしになった場所だそうです。
古い建物が美しく残っており、背伸びすることなく活用されている様子は
建物の包容力や歴史性の持つ大きな力を感じました。
建物の当事者ではないはずの私の中にも、
日本のルーツをこの場の空間の力を借りて
たぐり寄せることができそうでした。
竹を生かした地域づくりの議論では、貴重なお話を聞くことができました。
建物を活用すること、製品を通して地域を活気づけること、観光地とするにも、
すべてコンセプトが重要であり、それらは人間にとって大切なことでなければならない。
その大切なことをメッセージとして選び、
地域の特色を活かして発信していかなければならない。
八女市白木では、
伝統工芸や年層の違う方々との交流、竹の資源活用、
持続可能な循環型システムの提唱などが可能性として挙げられました。
研究会の様子
夕刻は、
『町家で出会ったものづくりの人たち ~宮崎珠太郎・山本源太・ 西岡泰心 三人展~』
という伝統工芸の手法を重んじる作家さんの展覧会を見学しに行きました。
幕末に建造され、最低限の改修によって今に続く町屋の建物の素晴らしさと、
作家さんの匠な技と精神に触れ、充実した時間を過ごさせていただきました。
木造の建物、竹細工や木の家具、焼き物は、呼吸している空間を作ってくれているようで、
人と共生している感触をいっぱいに感じることができました。
このような体験は初めてでした。
実家ととても近い八女に、このような場所があることを初めて知り、
地域は豊かな歴史や文化を持っているのだと実感した一日でした。
本物をたくさん見て感じることができ、充実した気持ちと畏怖、
感謝の気持ちでいっぱいでした。
スケジュール
5月25日(火曜日)
12:30 集合 大橋キャンパス正門前 点呼、出発
13:30 八女市立花町白木 旧大内邸 白城の里 研究会
および調査バスは無料駐車場にて待機、
16:00 町家で出会ったものづくりの人たち
~宮崎珠太郎・山本源太・ 西岡泰心 三人展~日程
会場:高橋宏家 八女市本町103
17:40 横町町家交流館駐車場にて学生は乗車 出発
20:00 大橋キャンパス着、解散
(國盛)















