先週末3月21日(日)に開催しました環境・遺産デザインシンポジウムが
朝日新聞 2010年3月26日(金)夕刊・単眼複眼コーナーで紹介されました。
記載された記事の内容をご紹介しておきます。
執筆は中村俊介氏・同紙編集委員。
リードは
「未来遺産で再生型社会 自然と歴史に学ぶシンポジウム」
「都市計画や建築史の専門家、地域の町並みに目を向ける作家らが集まり、
人にやさしく、真に豊かな社会のあるべき姿を探った」
まず宮本先生の基調講演から
「地域の固有性を知り、建物の発する声に耳を傾けることで、望ましい環境、未来への遺産が生まれる」
稲葉信子先生(筑波大学)のお話では
「文化と自然を同じ枠組みで扱う世界遺産条約は、自然と人間の共存を考えるきっかけになった。
遺産保存運動は社会変化のスピードに警鐘を鳴らすことにもなった」
スローフードに関する著作のあるノンフィクション作家の島村菜津さんは、
人間らしい町をめざして「スローシティ」を実践するイタリアの町の様子を紹介。
地域雑誌「谷中・根津・千駄木」の創刊者で作家の森まゆみさんは、
包丁を研いだり、雨傘の骨を直したり、といった「直して使う生活」を提言し、
「それが資源を無駄にせず、廃棄物も出さないことになる」とリサイクル社会の大切さを説いた、
と記されています。
この記事の最後のフレーズでは、西山先生のご発言に及び、以下のように結ばれています。
「話題は壮大な世界遺産から、東京下町のささやかな民家まで。いずれにも歴史や自然が息づく。
かつてはどこにでもあった、人間と等身大の安らぎの空間。
現代社会のあわただしさは、それをすっかり見えなくしたらしい。
都市計画が専門で、遺産を生かしたまちづくりを進める西山教授は、
「遺産の価値は発見されるべきもので、これも一種の創造だ」という。
「遺産を創造する」という、ちょっと不思議なシンポのタイトルも、腑に落ちた。」
以上、新聞記事からの引用でしたが、
他の多くの参会者の方々にもこのような理解と共感をしていただけたならば幸いです。














