企画趣意
都市づくり、地域おこし、まちづくりには、地域のオリジナリティを知ることが大切です。現在、そのまちにある建築や景観は、それらを知る上での大きな糸口となります。更に、時間軸を加えると、もっと立体的な感覚で理解が深まります。
「きょういちさんの長崎アーバニスト塾」は、今年9月から来年1月まで、月1ペースで開講する全5回の連続講座です。現在から過去に遡って、長崎の都市の成り立ちを学びながら、塾生といっしょに長崎のオリジナリティを探ります。
主催:長崎都市遺産研究会
共催:長崎都市・景観研究所/Null ・フォーカス長崎
講師:中村 享一(なかむら きょういち)
建築家・芸術工学博士・長崎都市遺産研究会事務局長
開催日時&会場
第1回「現代から遡る都市長崎」2018-1991
9月21日(金) 終了
第2回「アーバンルネッサンス計画」1985-2001
10月21日(日)12:30-17:30 @カフェレストラン キズナ
ゲスト:浜永孝雄(元長崎県担当職員)、モデレーター:平山広孝(長崎・都市景観研究所所長)
12:30~長崎港を船で周遊、15:30~キズナ(会場)で講話。
第3回「原爆被爆復興計画-長崎国際文化センター構想とは何だったのか」1945-1965
11月16日(金)19:00-21:00 @ながさきまちなか3room
モデレーター:選定中
第4回「戦中から大正期-先駆的近代都市へ発展を遂げた長崎」1912-1944
12月14日(金)19:00-21:00 @ながさきまちなか3room
後半は忘年会に突入します。
モデレーター:選定中
第5回「明治から出島時代-西欧化都市への萌芽と変遷」1641-1911
2019年1月18日(金) @ながさきまちなか3room
モデレーター:選定中
募集人数:20名
参加費:資料費込み、1ドリンク付き。
各回:1,200円 現金にて会場でお支払いください。
※長崎アーバニストとは
「アーバニズム」は理想的な都市のあり方を意味しますが、広い意味では都市の理想を目指すビジョンの探求やそのための運動も含まれます。「アーバニズム」の概念は、都市計画家に限らず、建築家、不動産、リノベーション関係者、コミュニティ・デザイナー、アーティストなど、都市に関わり、都市を愛するすべての専門家、ひいては、都市の生活者たる市民そのものが関係して構築されることとされています。それらの関わる人々を「アーバニスト」と呼び、長崎を愛し、暮らす人々を長崎アーバニストと呼びます。