宮中に伝わる「御神楽」の演目に『阿知女作法』という神楽歌があります。
海の底にいる阿度部磯良(あどめのいそら)を呼び出すために唱えられ、それが神楽の始まりだとも言われています。
磯良が呼び出される舞台となったのは志賀島でした。
古代歌謡を現代に伝える石川高(いしかわこう)氏が『阿知女作法』と志賀島の海人にちなんだ『千歳法』を奏上し、志賀海神社に奉納いたします。
長月のひととき、磯良にゆかりの深い志賀海神社で神楽歌に聴き入り磯良の神に祈りを捧げたいと思います。
(総合ディレクター:九州大学大学院 芸術工学研究院 教授 藤枝守)
2018年9月8日(土)
会場:志賀海神社本殿
18:30開場
19:00開演
(終演予定20:30)
入場料
椅子席(200名)2,000円(前売り)2,500円(当日)
立ち見(100名)1,000円(当日のみ販売)
チケットのお申込み
前売り券をお買い求め頂くか事前振込になります。
前売り券は志賀島文化協会事務所もしくは志賀海神社社務所にてご購入いただけます。(いずれも福岡市東区志賀島)
お問い合わせ
志賀島文化協会(福岡市東区大字志賀島)
080−4271−0861
shikanoshimabunkakyokai@gmail.com
式次第
修祓(しゅばつ)
献饌(けんせん)
祝詞奏上
奉納
阿知女作法、千歳法・・・(御神楽より)
月読二歌・・・植物文様琴歌集(藤枝守作曲)
笙と土笛による奏上
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
撤饌(てっせん)
演者
石川高(神楽歌 笙)
渡辺融(土笛)
山中すなお(声)
中村理恵(竪琴)