建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
小池新二「汎美計画から芸術工学へ」公開講座受講生のみなさま
九州大学大学院芸術工学研究院環境デザイン部門藤原惠洋研究室をご支援くださるみなさまへ

 日頃より、私主宰のふ印ラボ(九州大学大学院芸術工学研究院環境デザイン部門藤原惠洋研究室)にて展開してきました独自の研究教育に対し、みなさまの物心両面からのさまざまなお力添えに感謝します。

 昨晩も、特別学外講師として、世界を代表するトヨタ自動車カーデザイナーとして1963年から2003年に至るまで40年もの長き人生を幅広く活躍された諸星和夫さんに御来学いただき、カローラ初代のデザインからプリウスに至る40年来のご足跡を振り返っていただく中、千葉大学工学部工業意匠学科時代の恩師でもあった小池新二先生からの影響を振り返っていただくことができました。
その後も深夜まで諸星ご一家とねぎらいのひとときを過ごすことができましたこと、企画者冥利に尽きる一夜となりました。

 さて、その講座開講時にもお伝えしたことですが、学内諸般の事情により、長らく私が企画者かつ講座主催者として続けてまいりました本公開講座シリーズを、今年度をもちましていっさい終了することといたしました。この間、受講していただいたみなさま、ご支援いただきましたみなさま、学外講師として特段のご準備のうえ、かけがえのない一回きりのお話をお伝えくださった先生方には心より御礼を申し上げます。

 私自身は馬齢を重ねた者として、予想を遥かに超え慌ただしく更新や改組を余儀なくされている国立大学の研究教育環境に翻弄されることなく、自分の学際型研究領域を力強く発展させていく必要があります。そのため、社会貢献のいっかんとして幅広い市民の方々に対して学術講義のレベルを保持しながら継続展開してきました公開講座の組み立てや運営マネジメントをはじめ、研究成果の社会還元や社会貢献のあり方そのものを見直さざるをえません。これまでのような私自身がプログラムを企画し学外講師を依頼し、その経費書類申請まで行うといった公開講座は二度と創出できないと考えます。
 
 しかし今後、大学外部からの講演依頼や社会的要請の機会があればお受けるすることもやぶさかではありません。
 
 また私の研究室やふ印ラボ学生研究室にうず高く積み上げた調査資料や書籍、論文、関連資料などの多くを、限られた在籍時間の中で意義あるものとして蘇らせるためにも整理工夫しながら、長らく放っておいた研究成果の整理と発表にも注力しなければなりません。

 さてそんな中、次回、3月20日(火)19:00〜21:00に開催します小池新二「汎美計画から芸術工学へ」公開講座第6回(今回シリーズ最終回)は、九州芸術工科大学時代以来、20年近く開催してきた公開講座シリーズ、とりわけNo.17となりました建築探偵シリーズの最終回となることもお伝えしておきます。

 当日は奇しくも九州大学の卒業式・学位授与式と重なってしまいましたが、晴れて卒業する卒業生、修了生たちが企画した当夜開催の謝恩会をやむなく欠席するかたちで、19:00〜21:0に公開講座最終回ならびに受講証明書授与式を開催いたします。受講生の方々は、多忙な中での受講だったことと思いますが、最終日ならでは、どうぞ万障お繰りあわせのうえふるってご出席ください。
 
 そして今後も、定例ゼミ(毎週火曜日16:30〜20:00頃)やふ印ラボ主催の地域再生フィールドワークへのご参加を歓迎します。
 
 さらには満月にもっとも近い火曜日の夜に開催してきましたふ印ラボ月宮殿祭(げっきゅうでんさい)もまた芸工キャンパスの特色ある研究室活動として継続的に開催していきますので、どうぞお立ち寄りくださるようお願いします。
 
 まずは以上、長らくの公開講座ご支援への御礼と今後のふ印ラボ活動へのさらなるご支援のお願いまで。


デザインの 足跡辿り 温故は知新へ

トヨタ自動車カーデザイナーとして40年の長きを意義深く歩まれた諸星和夫さんの破顔一笑に一献傾けつつ
P1160603
 

2018年3月7日 旧九州芸術工科大学創立50周年の吉日 藍蟹堂藤原惠洋拝 

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