2017年9月16日(土)13:00日本文化政策学会北海道大会のエクスカーション(札幌国際芸術祭見学)に参加してきました。
藤原研究室関係からのエクスカーション参加者:藤原先生 岩井千華 藤原旅人 國盛麻衣佳
この日は美唄市から札幌に向かい、午前は札幌・創世川沿いにある安田侃作品や萬田記念財団が運営しているアーバンギャラリー倉庫で開催中の安田侃展を見て歩き、午後から日本文化政策学会のエクスカーションに参加しました。
創世川沿いには4つの作品『生誕』『天秘』が2つ『生棒』があります。
萬田記念財団のアーバンギャラリー倉庫に展示されている安田侃作品も見てきました。やはりどっしりとした重量感と、リズムが感じられるバランスの良い作品だと思います。
そしてやってきました!学会エクスカーションでの札幌国際芸術祭巡り!
札幌国際芸術祭Sapporo International Art Festival : SIAFは、3年に一度札幌を舞台に開催される芸術の祭典で初回は2014年です。2回目の今回はゲストディレクターに音楽家の大友良英氏を迎え8月6日から10月1日までの会期で開催され、会場は21あります。
イサムノグチのモエレ沼公園に到着。大友氏はじめ、ナムジュンパイクなどのアーティスト作品がありました。
40分程移動して、札幌市立大学も会場でした。↓
こちらでは毛利悠子氏の作品がありました。
札幌市芸術の森美術館です。↓
私は移築された有島武郎旧邸を見てきました。彼は北大農学部を出ていて札幌にも住んでいたことがあります。私は『カインの末裔』が好きでしたので、今回は北海道にいる時は気が付かなかったこの旧邸を見てました。
これは札幌国際芸術祭のアート作品の1つです。
美術館にも同じアーティストの作品がありました。
札幌市南区の芸術の森美術館から街中に移動します。↓
下
狸小路7丁目8丁目が店外で飲食できる空間になっていました。私が北海道にいた時はこのような光景は無かったように思えます。夏だけなのか、冬もしているのかはわかりませんが、九州と同じ雰囲気でした。
創世川沿いの安田侃作品から、札幌モエレ沼公園・札幌市立大学・芸術の森美術館・街中のアーティスト作品、狸小路の以前とは変わった様子、興味深いものでした。作品が、札幌国際芸術祭が終わってからも残るか、札幌市民の期待を表しているか、一人で見ても大勢で見てもその鑑賞に堪えるか、地域の文脈を汲んでいるかなどが私個人が作品をみる基準です。札幌のみなさんが作品やアーティストと触れ合うことで、何が変化したか、何が残ったかを知りたいと思いました。
岩井