建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!

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   第8回ふ印ラボ学生定例ゼミが開催されました。
  日時:2017年6月6日(火)16:30から

 出席者:岩井 吉峰 裴 有島 韓 旅人 ジム

 発表者:裴妙思修士論文進捗状況

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修士論文ですること

第柵欄有限公司の主導により行われている更新計画(有機更新手法)の分析をする。

具体的に何を明らかにするか 

従来型の歴史的町における改造手法との比較研究で、相違点を明らかにする。

調査すること

 騰退計画、騰退計画、騰退された空間の改造(商業形態の選定方法、公共空間の配置)、歴史的建築の修繕と保護、“Dashilar Platform” という公共プラットフォームの構築(情報共有、住民、専門家、有限公司、外来商業とのつながり)

 北京設計祭の現状と意義

※横浜市創造都市戦略を事例として比較する

研究方法

 現地調査 第柵欄有限公司の方へのインタビュー 

 資料収集

 

具体的調査対象地

 2011年に計画が実施されて以来の成果を評価する。

 □梅竹斜街を計画実施の地として、今までの空間改造成果を明確にする。

1)公共空間か、商業空間か、

2)住民はその成果をどう評価するか、

3)公共空間の使用頻度、

4)新しい商業形態と既存の商業との関係

5)新しい商業の利用頻度

6)住民協働のまちづくり(ワークショップなど)

 

 研究方法

 住民とお店の方へのアンケート

 

 GISを用いた調査

 □梅住斜街の空間を分析する。

 例:空間における人や車の動線

 空間の機能性(商業、居住、景観、旅館、空き家、修繕中、公共施設)

 歴史的建造物の現状分析(従来および現在の機能、外部空間の増築、内部の修繕)

 人口密度を可視化する。

 

 この流れで研究をすすめ、大柵欄有限会社の役割し注目し、今までの改造成果を評価したうえで、新型改造の仕組みのメリットとデメリットを明らかにする。そのうえで改善すべき点をも検討する。

 

 今後の予定

 ①今から2週間ほど資料収集を行い、現地調査の時にするインタビュー、アンケート調査、ヒアリング調査の質問項目を作成する。

 ②横浜での現地調査

 ③北京市での現地調査

 ④9月末に年一回の北京国際設計祭見学

 

【質疑】

・調査対象地の空間、舗装、D/H比を実際に測って、改造された道路を評価する。

・商業店舗と住居が隣り合っている空間で、住民たちが店舗を使えるかをデータ分析する。また外部増築、内部の改装だけかなど各店舗の様子を明確にする。

・新しい商店の選定方法は、外来式の方法。

・北京の特徴を体験できるもの

・タイトルは、「中国における有機更新の歴史的再生手法に関する研究」

・大柵欄会社の役割に着目、改造の成果と新型改装のメリットデメリット、改善手法の改善に関してあれば明らかにする。

 

Q)GISはなにか。

A)空間分析のデータ。地理情報システム。

 

Q)政府はどのように住宅改善をしているか。北京老朽化、周辺住民の生活を改善するのに政府はどのようにかかわっているか。

 

大柵欄更新計画は政府の計画か?については、政府はこの会社に一任して、この会社がしている。

 

Q)どういう目的でするのか。地域支援でするのか。文化を守る為にするのか?

住居の環境を良くしようということではないのか。

Q)

 ①大柵欄を対象に選んだ理由。どういう産業が中心に行われているのか。

 対象地に対する裴さんの理解を。

②計画のビジョン。どういうことを標榜しているのか。

③この研究をすることでどのような成果が期待できるか。

 

選んだ理由:北京市には25の保護地区がある、大柵欄には商店街がある。2008年北京オリンピックに改造したけど、胡同と四合院のあるところは住民の勝手な増築がある。

昔の商店街があって、文化や歴史的保護する建造物がある地域。住民の反対や補助金もあるが、とりあえずこの町でやってみて可能性を検討しようというスタンスである。

③に関しては、計画の具体的な仕組みと方法についてが、この研究により明らかになる。従来のトウタイされた空間は少しずつ、建築家と住民、プラットフォーム、住民たちのニーズをリアルタイムで共有して、どのように改造すべきかを明らかにする。

大学生が芸術品を展示したり、どの空間を改造すべきかを図面にしている。

この改造を良いものとして捉えて、一気に移動をするやり方を批判して、有機更新を次世代のやり方として検討する。

 

住民たちを郊外に移動させることではなく、本来の人脈と文脈を大切をする。外来の現代の商業を融合させるために必要なことは何か。

住民はどのような意識か。

 

Q)中国の文化財制度、日本なら伝建、ゾーンとしての保存をしている。この場所の特性は何か。この場所の典型例は。

A)(写真)これを旅館として使って、今も修理して使っている。ある建物の内部をテナントとして使っている場合もある。

 

Q)用途変更はあるか。ファサードは残すけど、後ろは改造や増築をするとか。変更の境目はどうやって決定している。

A)→基準はない。

Q)中国の文化財制度はゾーン指定はするのか。法律の強制力、保護力はどのくらいか?

 


 など活発な議論が行われ、藤原先生からの指導がありました。


                             岩井 

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