建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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 10月28日(金)は「フィールドワーク演習」の授業です。

 この日は先日行った竹田フィールドワークの振り返りと、11月5日6日に行われる下浦フィールドワークへ向けての事前学習、そして、模造紙を使って出席者で、地方への自らの考え方を出していきました。
 まずは竹田フィールドワークの振り返りです。
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 吉峰くんから、竹田市の竹田総合学院で出会った竹工芸家の方々のことや、その作品のこと、このTSGがアーティストの人材育成であり、就業に関してのインキュベーターであることが紹介されました。
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 また、まち中での竹田市の地域づくり協力隊の方々の活動、清水湯 という大衆浴場をリフォームしたカフェでの食事、武家屋敷での隠れキリシタン資料の展示、鏝絵のある家などがあるということ、山城である岡城址へ登ったことが紹介され、竹田市のまち中や岡城址がよくわかりました。

 全国山城サミットでは、以下の各先生たちのお話と市民のみなさんの発表があったからということです。
中西 義昌先生(北九州市立自然史・歴史博物館 学芸員)

「岡城再発見 ~豊後南郡衆の山城から中川氏の居城へ~」

千田美嘉博先生(奈良大学教授、城郭考古学者)
「山城から岡藩の歴史を読み取る ~岡城石垣の魅力~」


山城市民発表会 

藤原恵洋先生(九州大学大学院芸術工学研究院教授、文化庁文化審議会世界文化遺産特別委員会委員 )

「竹田における地域固有の空間資源を活かした創造まちづくり」

西山 徳明先生(北海道大学 観光学高等研究センター センター長、 国際広報メディア・観光学院 観光創造専攻 教授)

「山城と地域の歴史を活かした文化遺産マネジメント ~遺産創造と観光創造~」

次回11月5日と6日に行われる天草フィールドワークの事前学習として、2014年から藤原研究室が下浦でフィールドワークをしていることや、なぜ下浦なのか、小山秀が下浦石を使って、当時の長崎のまちづくりをしていること、オランダ坂等の石畳に、さらにグラバー邸、端島(軍艦島)にも小山秀を棟梁とした下浦石工たちの技と技術が使われていることを話しました。

 その後、出席者で、(1)あなたにとって地方とはどういう位置づけですか。どのようなものですか。(2)あなたの出身地での困りごとは何ですか。(3)あなたなら地域活性化のためにどのような取り組みをしたいですかという3点について意見交換会をしました。
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今回の授業出席者の中では、地方というものへの印象は、地方は商業が活発で無かったり、交通が不便ではあるが、自然環境が素晴らしいという意見がありました。そのような地方での困りごとは、若者がよく使うコンビニがない、wifiなどの整備が整っていない、インターネットが使いにくい(ネット環境が無いのは死活問題という人が3名いました)、地域の伝統を守る人がいない、自然災害へ防衛。そんな中で、あなたが地域活性化のためにできることは何ですかという問いには、『住む』『地方に住むことはできないが情報発信をする』という答えがありました。

                                        岩井

 



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