建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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   藤原研究室が支援をさせていただいた小代焼の展示会が2016年10月5日(水)〜10日(月)までアクロス福岡の1階で開催されました。2回訪問し、小代焼を見たり購入したりしている方を多く見ることができました。
 そもそも、小代焼とはどのようなものか?雑誌「陶説」昭和52年(1977年)11月号の村上正名「続陶郷日記(12)八代焼と小代焼ー熊本県の古陶磁ー」によりますと、
「小代焼は、熊本県下における八代焼と並んで歴史の古い朝鮮系の古窯です。ここもその起元については諸説あって、やはり肥後国ですから、加藤清正によって朝鮮役に南鮮から陶工を連れ帰えりここで製陶に従事させたという伝説と加藤にかわって熊本城に入った細川氏が前任の豊前国上野からともなった陶工によって開窯されたと伝えるものです。」
「八代焼が象嵌高麗の手のこんだものに対して、こちらは朝鮮唐津調といわれる鉄釉と班白釉の二重掛けのものや斑唐津風の茶わん、皿などが主流をなしています。そしてごくまれに象嵌をほどこしたものが後期に存在します。胎土は鉄分の多い荒い粘土で、赤黒く砂目が多く、ずしりと重い厚造りのものが多く、高台裏や底部は土見となっていて、底には深く強い渦巻文が彫り出されています。勇躍は鉄釉や木炭釉・失透釉などでとくに、長石を加え、失透釉にして流し掛けにした斑唐津風のものが特色をなしています。今私はこの稿を書いている机のそばに、熊本市内の古道具店で求めた参考品の小代焼の壺や皿、南関窯の湯のみを並べてペンを走らせています。黒っぽい鉄釉の肌に、青白いなまこ釉が流れる趣は素朴で、たくまない自由奔放さにひきつけられます。」
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   私も購入してしまいました。
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  10月10日(月)最終日

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 小代焼きの魅力あふれる展示と販売でした。あれだけの魅力的な器を見せられるとほしくなります。今回はまず福岡の人に小代焼を知ってもらおうというものでしたが、その目的は充分果たせたのではないでしょうか。展示会場にいた窯元さんたちによりますと、売上もまずまずあったということです。今回、展示会場でよく見かけたのは、年齢層が上の方々、特に女性を多くみかけました。日常生活の中で実際に使う品として購入する方が多いのかと推測します。心豊かな日常生活の道具としての役割を小代焼に求めていらっしゃる方が多いのかと思われました。

                                       岩   井







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