建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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(写真は8月21日のフィールドワーク成果発表・講評の時の諸星和夫氏)

 みなさん こんにちは。藤原研究室の岩井です。8月19日~21日にかけて行われた2016下浦フィールドワークに参加して下さったトヨタ自動車株式会社デザイン部で部長をされていた諸星和夫さんから感想をいただきましたので掲載したいと思います。
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フィールドワークの写真拝見。長年にわたる藤原研の取り組みと参加されたい皆さんのエネルギーを感じました。今回は藤原先生にお願いして、インダストリアルデザインに取り組んできた私がどんな事を感じるかと興味を持って参加しました。以下は今回の感想です。

①人とモノとの関係を物語化(ストーリー化)するのがデザイナーの仕事だと思います。
②デザインの評価は次の5項目で行ってみると良い。(今回フィールドワークの評価基準としました)
1)Innovation,2)Benefit to Client,3)Benefit to User,4)Ecological Responsibility,5)Appropriate Aesthetics
③実際には:
1)地域の人達(User)の夢と希望を探し、2)その種類を分類し、3)お互いの関連を示す全体像をクリエート、4)関係者が共有共有する(ここが肝心!)5)みんなで愛でる、そして次のアクションに繋げる(Plan→Do→Check→Actionの繰り返し)
④夢と希望とは愉しいこと、そのレベルを短期・中期・長期と分けてストーリ化し、発案者が関係者と共有するところまでがワンセットと考える。
⑤「イベント」の役割を知ること。
今回のような発表会は期間限定「イベント」といってよいものです。「イベント」はプロジェクトの節目てリズムを付けるので、「階段のステップ」なんですね、あるときは緩やかにあるときは激しく組み立てるのがミソ。それは日常と非日常のリズムと同じです、老若男女,ゆっくりの人・急ぐ人。そして重要なのは、下浦プロジェクトの「階段の先はどうなっているのか」、登る人がチョイスできる全体マップを描くことが大切だと思います
 このような視点で皆さん自身はどう評価されたのでしょうか、皆さんの活動を考えてみて下さい。
 今回、Fグループの活動に参加しました。提案が何処かにあるモノからの焼き直しではなく、下浦の現場で自分達が感じ本当に必要な美しいもの、そして下浦の過去・現在・未来に繋がる物語として語れるモノになるよう一緒に考えたつもりです。最後にこれは大切なことですが、プレゼンテーションで原寸大のモックアップを作って確認したメンバーの努力に拍手したいと思います、最後の一筆まで頑張るという姿勢が夢をカタチにするデザイナーの原点であるからです。以上。
諸星和夫 拝

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 諸星さん ありがとうございました。

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